７月の句会は７月８日(日) 13:30〜 事務所集合
兼題は「百合」「ナイター」「サングラス」の３つです。
●３〜７句つくってきてください。
●参加費は千円です。
※参加する方のみ7/7(土)までにメールください。
皆さま参加お待ちしております。
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前回 ６月10日(日) 句会
事務所にて 13:00〜
●兼題は「麦秋、麦の秋」「柿の花」の二題
麦秋や日差しに頭灼かれおり
子供らが駆ける路地裏柿の花
麦秋の風渡る丘越えていく ちゃーりー
去り風が吹くのみ麦の秋
生か死かゴッホ惑わす麦の秋
麦の秋 風に身任す 夕べかな
庭を掃きまた庭を掃く柿の花
黄金のたてがみ走る麦の秋
小さくもまた花咲かせ柿の花
地に落ちて咲いたこと知る柿の花 理人
麦秋の色染めあげし大地かな
麦秋の空に心を解き放ち
麦秋や一人佇む停留所
麦秋の一人の午後の静けさや
落ちてなお子らに踏まれて柿の花
生きていく一人の決意柿の花
色褪せて土に還りし柿の花 こまねこ
麦秋やリコーダーからトッカータ
麦秋や黒猫の巣見つけたり
山寺やダッシュ十本柿の花
麦秋や屋根裏部屋のホルマリン
柿の花いももちを食う男あり
皆同じ社用車に落つ柿の花
染めし君の髪分け麦の秋 みつを
さざ波の輪唱なりや麦の秋
うつ伏せる恥じらいしてか柿の花
上空で人食い花か柿の花
剪定の風の鋏か柿の花
水滴をまといてすっくと麦の秋
食パンの匂いはせぬかと麦の秋
立ち枯れか命凍れる麦の秋 f検定
麦の秋葉ずれの音ぞ大地占む
知らぬ間の恋の芽生へや柿の花
物干しの先にありしや柿の花
八年生なりやと問ひし柿の花
たわわなる実りを信ず柿の花
アルバムにモノクロ写真麦の秋 雅明
接吻して蛍弾けるごと離(さか)る
山深き妣(はは)の里訪(と)う柿の花
麦秋の大利根通ふ穫入(とりい)れ舟
麦秋や戦時の飢餓をな忘れそ
少年読む「ヰタ・セクスアリス」麦の秋
安土城趾穫り入れ忙(せわ)し麦の秋
柿の花ぽとりと落ちて仰ぎ見る 霧海
茶巾寿司口紐解いて柿の花
放下せん煩悩の数柿の花
柿の花蜂の仲人忙しなく
雲梯は得意ではなし柿の花
ブロンド・ヘアーゴム紐解いて麦の秋
サラリーマン吊り革握る麦の秋
聖戦などいづこにありや麦の秋
人間は寄せ合へる麦秋である
山小屋のハイジのベッド麦の秋
イナバウアー優雅に舞いて麦の秋
マトリックス銃弾よける麦の秋
麦秋や大きな筆で年号書き
ゆっくりと走れや列車麦の秋
空真青ウクレレ弾きし麦の秋
麦秋やゴッホ黄色を厚く盛る サンダル
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