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2018年07月04日22:49

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このポスターをみてふと思い出した

パンダがだる〜ん、長野自衛隊の「ゆる」ポスターに絶賛の声 担当者に制作意図を聞いた
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=5184786


こんな言葉を聞いたことがあるだろうか?


「君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。きっと非難とか叱咤ばかりの一生かもしれない。御苦労だと思う。しかし、自衛隊が国民から歓迎され、ちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか、国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが、国民や日本は幸せなのだ。どうか、耐えてもらいたい。」

この言葉は、保安大学(現:防衛大学校)第一回卒業式の際に、吉田茂 元総理が訓辞として語った内容だ。


そして、以下は当時の卒業生のひとりが吉田元総理の元を訪れた際にかけられた言葉だという。

「君たちは自衛官在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることもなく自衛隊を終えるかもしれない。ご苦労なことだと思う。しかし、自衛隊が国民から歓迎され、ちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡の危機の時か、災害派遣の時とか、国民が困窮している時だけなのだ。言葉を変えれば、君たちが日蔭者である時の方が、国民や日本は幸せなのだ。一生御苦労なことだと思うが、国家のために忍び耐えてもらいたい。頑張ってくれ。君たちの双肩にかかっているんだ。しっかり頼むよ」


内容はあまり変わりませんが、自衛官として生きる若者の将来を案じながらも、日本の未来を託した言葉でもあるようでした。


このゆるポスターはそうした吉田茂元総理の自衛隊論のようなものを受け継いでいるのかもしれない。
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