日本対ベルギー戦

米国の西海岸で観戦していました。

自分の国が決勝トーナメントへの進出を逃した
米国人、ペルー人、ボリビア人の教授達と
一緒になって日本を応援しました。

僕とボリビア人のレオナルド教授は、
一緒に日本旅行に行ったとき一緒に買った
日本代表のユニフォームを着ていました。

僕のユニフォームの背中には
KAGAWAと書かれてあったので
香川選手が活躍する度に
僕の方をチラチラ見ながら
「カガワ！カガワ！」と喜んでいました。

静かに試合を見ていた日本人の僕と違い、
教授達はハラハラドキドキする度に
自分の感情を声に出して騒いでいたので
とても盛り上がりました。

こういう時ラテン系は熱くて楽しいね（笑）。

サッカー観戦が大好きな教授達が、
格下の日本が強豪ベルギーと
互角に戦う姿を心から褒め称えていました。

後半間もなく日本がシュートを
二本決めたときは国を忘れて
皆でハイタッチをしました。

ベルギーの選手たちずっとしかめっ面だったのに対し、
ゴールを外しても、ミスをしても、点を取られても、
試合中に笑顔を絶やさなかった日本代表選手達の
前向きな姿勢や冷静さに感動しました。

そんな日本代表選手の試合っぷりを見た
アメリカの解説者が英語で

「（同点に追いつかれたこの状況で）
　日本は疲れを感じさせるどころか、
　落ち着きすら見せている。」

と評価していたことが忘れられません。

数日前のポーランド戦のパス回しを見て、
心無い酷評をしていた人が多かったけれど、
あの酷評のせいで、日本がラスト五分に
攻撃一筋に集中してしまい、わずかな
スキを作ってしまった様な気がします。

あそこでもパス回しをしていたら
延長に持ち込めたのにね。

その日本のわずかなスキを見逃さず
サヨナラ勝ちしたベルギーも
流石だと思いました。

決勝トーナメント初ゴールなどを含め
W杯決勝トーナメントで強豪国と
日本が互角に戦ったこの試合を僕は
一生忘れないでしょう。

お疲れ様でした！

■ロシアＴＶ絶叫「最も劇的な試合」「日本、ありがとう」
(朝日新聞デジタル - 07月03日 11:08)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5182987