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2018年07月02日11:00

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シュタムティッシュ(海賊風衆会)のはずがホームレスとのミーティングに

猛暑の中、久しぶりの銀座シュタムティッシュ(海賊風衆会)。

私は回数券をいただき、遠路はるばる東京都心へ。

久しぶりの秋葉原を見て、その激変ぶりに驚いたりして、その後、銀座へ。
秋葉原から銀座までは地下鉄で一本なのです。

 銀座は、歩行者天国の中に椅子やテーブルが置かれ、そこでのんびりと無料で買ってきたものを食べたり、お店の中に、自由にお食事ができるスペースも多く、意外にお薦めなのです。

 相変わらず貧乏な私は一人で店を離れ、安いビールを買うために歩いて銀座の外れで安い偽ビールを買って「暑いけれど、さあ飲むぞ!」と勇んで集合場所の銀座一丁目駅改札口へ。するとそこで待っている音楽海賊の幹部(ピアニスト)のかたがなぜか悲しそう。どうしたの?と聞くと、ホームレスらしき人が体調が悪そうで、銀座の裏通りで突っ伏して倒れていたという。
 銀座でこの時間帯にホームレスなんて、珍しいとも思いながら、いろいろと事情を聞いてみました。それで、歩いてくる途中でサイレンが鳴り響いていたことを思い出して、
 「じゃあ、あのサイレンは、その人を助けようと市民が通報してくれたんだね。」
と言うと、でも心配だ、と。
 ご本人もこの暑さで、昼から体調が優れないけれど、自分の不調とは明らかに違い、かなり危険そうに見えたという。
 ここは東京だから、絶対に区民が警察や消防を呼んでいるよ、だから心配ないよ。
と元東京人の誇りにかけて、説得を試みたけれど、それでも余りに悲しそうな顔をしているので、確かに銀座の町内会は金持ちセレブっぽい人が多いから、ひょっとして脱落者(ホームレスなどの弱者)にはかなり冷淡かも知れないとも感じて、
「じゃあ、無事に病院に行けたことを確認するために、現場に戻ってみようね」と言って、まだ暑さの残る銀座の町を歩きました。
 さて、現場に行ってみると、まだ、その若い男性が・・・・。

 以前、住んでいる大阪で浮浪者(ホームレス)が金をくれというので、買い込んだ食べ物の一部を与えようとしたら、そんなものは要らない、金をくれ、と言われて、唖然としたことがあり、そのころの話をしたりしました。

 その後、一時間ぐらい、この若者のお話を仲間達とお伺いし、仲間の一人が
「ひょっとしてあなた、今日何にも食べていないの?」
と聞くと、何も食べていないというので、ついには、海賊さんの一人の方が「好きなものを選んで食べて!」と言って、近所で食べ物や飲み物を買って上げていました。
 明後日にはボランティア団体のアポが取れているというので、都心の安全な場所などを私が教えたり(ちなみに私は実家を妹に取られて追い出され、住む場所が亡くなり一時期、実質ホームレスとなりました。)そして、そのまま、電車に乗ることになりましたが、いろいろと考えさせられることの多い一日でした。

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