8組の48試合が終了し勝ち抜けの各組上位2チームの16チームが決定。
アルゼンチン・ブラジルは初戦はもたついたけど順当に勝ち抜け。一番の波乱はもちろん前回優勝国のドイツ敗退でしょうね。スポーツは何が起きるか分からないけど、誰も「韓国がドイツに2−0勝つ」なんて思わないし、試合前には1%の可能性とか言われてましたからね。
二番目の波乱はポーランドの敗退=日本の勝ち抜け。僕の予想では3連敗して成田に帰ってくると思ってましたから。
これだって「コロンビアが開始早々に退場者を出して87+AD5分を11人対10人の数的優位で試合する」なんて予想した人がいたら、馬鹿にされるか夢の見過ぎと笑われるだけだったでしょう。
そんな転がり込んだ幸運を手放さないために負けてた3試合目の残り時間をつぶしして2位狙いに行ったのはむしろ当然。だって10回やったら9回はポーランドが勝つだろうし、そのうち5回は2,3点取られるくらい力の差のあるチームが相手なんですよ。それをつまんないとか退屈とか批判する人もいるけど、日本はポルトガルでもスペインでもない弱小国なんですよ。「観客が喜ぶ試合をして勝ち続ける」なんて100年早いですよ。
あのシーンで同点を狙って攻めに行ってボールを奪われて失点したら「勇敢ではなく無謀なチャレンジ」って酷評されただろうし、直前で変わったばかりの西野監督にたまたま一試合目に勝てたからといって多くを望んではかわいそうというものです。
あの時に時間つぶしを選択できたのは、10人のコロンビアに追いつかれながらも勝ち越したからで、セネガルには2度のビハインドを追いついたからで、しかもカードをよりもらわなかったからで、それまでの彼らの結果があったからこそなのです。
オシム元日本代表監督はこう言ってます。
「日本代表にあまり多くを求めてもいけないと思っている。なぜならば、求めすぎるとすべてを失う危険があるからだ。失って後悔しても遅い。」
FIFAがあんな試合が嫌ならルールを変えればいいんですよ。フェアプレーポイントではなくて、シュート数の多い方を勝ちにするとか、バスケットボールみたいにボールを持ったら何秒以内にシュートしないといけないとか。
西野監督はルールの範囲内で自分たちの身の丈にあったプレーを選択しただけで非難されることはないのです。手でゴールしたわけでもないし、審判を買収したわけでもないんだから。
このポーランド戦で2つの賭けがあったはずです。
・主力を休ませる
・決勝トーナメントに進む
どっちもできたんだから結果オーライですね。
素直にワールドカップ本番のベスト16に進めたことを喜びましょうって。
しかし日本が入った山は楽しいよねぇ。
世界ランク3位のベルギーに勝てたとしたら次はおそらくブラジル、その次にはポルトガル・スペイン・フランスの何処かですよ。トーナメント表を見ただけで笑っちゃいますね。
間違いなく決勝に残った16チームの中で一番弱い日本代表がどこまで頑張れますかねぇ。
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