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2018年06月29日18:14

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『スポーツは、結果が全て』というけどね

諸注意・私はサッカーに詳しくなく、正直、ワールドカップ自体にも興味もありません。
昨日は体調不良もあり9時には寝ていました。
なので、ここでは、『サッカー』自体よりも、その周囲に関しての感想というか雑記です。
なお、どーでもいい話ですが、小学校から中学時代、この手のスポーツでの私のあだ名「ぬりかべ」。
子供って残酷。

■負けを認めて勝つ「他力」采配 西野監督、究極の賭け
(朝日新聞デジタル - 06月29日 12:59)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5177811

人は当たり前だが、目的があって行動をする。
和食料亭に行ってコンソメスープを頼む人はいないと思うし(行ったことがない)、歯が痛いのに耳鼻科に行く人もいないと思う(万が一、複雑な病気などで行く場合もあるかもしれないけど)。
同じ駅に向かい、同じ電車に乗っても、そこにいる人たちは通勤や通学、旅行、デートなど利用目的が違う。
今回の騒動も「このワールドカップに何を望むか?」で多分、見方は大きく変わると思う。

例えば、「とにかく、勝ち進む」という点においては、確かに安全を取ったほうがいいのかも知れない。
仮に勝ったとしても選手が負傷したりしたらせっかくの、決勝トーナメントでもやられ放題になる。
実際、今回の選手たちに若手はいない。
ほとんど、『経験者』で構成されている点から見ても「とにかく、勝ち進む」ための布陣と言える。
だから、『勝つ』ことだけで考えれば悪手ではなかったはずだ。
もっと書けば、日本が勝ち進むことによって日本のサポート企業(キリンなど)にも恩恵がある。
コラボ企画やタイアップ商品などだ。

ただし、「熱い試合展開」などを望めば、今回の試合は全く別の見方になるだろう。
往々にして「客」「サポーター」などという存在は厄介で自分の思い通りにならないと何かにつけて文句を言う。
仮に上記のように「熱い試合展開」で選手がやられても勝てば喜ぶのかも知れないが、それで引き分け、負けたりすれば大ブーイングが起こるだろう。
(実際、起こっているし)
もちろん、日本のスポーツ選手が背負うべき役割に「後進の育成」というのがある。
その後進の子供たちが今回の試合を見て、どう思うだろうか?
「サッカーって面白い」と思うだろうか?
「俺もあんなプレイヤーになってみたい」と思うだろうか?

今、思い出したがかつて、似たようなことがあった。
国民栄誉賞に輝いた松井秀喜氏が、まだ高校生だった頃。
甲子園で強打者として恐れた松井選手に対して相手は「牽遠」(この字でいいのかな?)という方法で対応し、結果、松居選手が率いる高校を下して駒を進めた。
だが、これは大ブーイングを産み、社会問題化までした。

無論、先に書いたようにスポンサーなどを考えれば勝ち進むことに異論はない。
だが、総じて未来を考えた場合。
果たして、『スポーツは結果が全て』と言いながら今回の手腕がよかったか?
私は分からない。
「徒然草」の作者、吉田兼行(卜部兼行)は「(勝負事は)勝つと思うな、負けないようにしろ」と言っている。
まあ、『サムライ』らしくはない。

あと、マスコミやネットの「手のひら返し」も凄い。
これで負けたら戦犯や粗さがしに必死になるだろう。

まあ、彼ら曰く
「結果が全て」だというのだから、しばらくは、静観。
そして、終わったら自分の評価を言うべきだと思う。


あ、そうそう。
余談。
何処かの本で読んだけど「サムライジャパン」の頭に「お」とつけると何故か笑える。
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