携帯、鳴らしたろか？

夕べ、定時（21時）に帰った吉村さんが
残業してたワシとこに戻ってきて
「ロッカーの鍵、どこかに落ちてませんでしたか？」と訊いてきた！

「知らんわ、無くしたんかいな？」
「はい　この小物入れに入れてたんですけど、何回か開けて他のものを出したりしてたから…」
「帰るに帰られへんってこと？」
「ロッカーに携帯入ってるんですよ」


そこでワシは何をトチ狂ったのか
「よっしゃ！　携帯、俺が鳴らしたろか？」

ワシは内心、ガッツポーズをした！(笑)
なぜか？　それはもうおわかりだよね(爆)

こんなに堂々と電話番号を聞き出せるなんて
これはまさに「天の配剤」ってもんだ(笑)
日頃の行いがええから神様もワシに味方してくれたんやな(笑)

でも、仮に電話番号聞き出せたとしても
どないするねん？
電話するんか？(爆)
用事もないのに？
干支、三回りも年下の女の子に？(爆)


いや、それよりなにより…




「いいえ、山本さん
落としたのは携帯ではなくてロッカーの鍵なんです」












あ














　　　　　　　　　　　　　　終わり