ELPの作ったレーベルからでたばかりのMoonchild
副題が A deep journey into the poetry and music of Greg Lake
Annie Barbazza & Max Repettiの二人のDuo
但し当初はGregがシンプルな形で、昔の曲をやるという構想で進めて
いたが、病気でそれもダメとなり、どうやらAnnieが以前から
アコスティックGで、ELP、クリムゾンを演奏してた関係で、彼女に白羽の
矢がとなり、この作品になったようです。
作品はAnnieがVo, MaxがPiano(アレンジ)で、うまくまとまっています。
彼女の声がちょっとEmotionalな点がいろいろ言われていますが、
セラビはすばらしい。 現在のアーチストが、もういない、アーチストに
見出され、レスペクトをもって、作品を再構築していくというプロジェクト
だったのでしょう。 もともとレベルの高い作品に取り組むわけですから
当然、プレッシャーはあったろうし、それでもGregもこういう形で
新たに彼の作品が生み出されたのは嬉しかったでしょう。
アレンジがうまく、きている内に、次ぎの曲に繋がってきけるというのは
安心できます。
In the court of Crimson King/21st Century Schizoid man
Trilogy/Endless Enigma II
Moonchild
The Stone of years/ Take a pebble
C'est la vie
Battlefield/Epitaph
悪の経典 1st movement, part II
Memories of officers and gentlemen
In the wake of Poseidon
Lucky man
The sage/ Great gate of Kiev
日本でも最後のELPのサンプラで Triolgyからはホーダウンとか
やってたけど、Endless Enigma もGregはやりたかったんでしょうね。
良い曲ですから。
Battlefieldからエピタフというのは後楽園当時のタルカスのLiveから
のお決まり、ここではOneフレーズだけのエピタフではないからいいのです。
Memories は アルバム・ラブビーチからだから、まったくきいていませんでした。
最後のSageも、60歳以上のFanにとっては 初めてNHKで展覧会の画の映像を
みて、途中にこれがでてきて、ホーと思ったのを覚えていると思います。
別の形でELPとGregの邂逅を考える上で大切な作品だと思います。
これを譲ってくれた弟に感謝です。
写真はジャケット表と 裏はLPとCDのジャケ二種類。
In loving memories of Greg Lake と賛辞があります。
YoutubeでAnnie Barbazza で検索すると彼女のアコスティックで演奏している上記の曲の
映像が見れます。
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