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2018年06月24日16:33

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MYTEK BROOKLYN DAC+購入

オーディオ機器の話。
デジタルアナログコンバーター(DAC)を代替わりさせました。

デジタル音楽の始まり
オーディオがデジタルになった時、最初に買ったのはCDプレーヤー。
CDプレーヤーからデジタル信号を取り出し、外部で
アナログ信号に戻した方が音が良い事が判ってきました。
「デジタルは音が変わらない」なんて宣伝文句は夢幻。

デジタル信号を何処でアナログ信号に戻すか。
これは、予算や設置場所など、ケースバイケースです。
プレーヤーより、外部アンプの方が余裕有る設計が出来るというのは
概ねの傾向ではあります。それがいわゆるAVアンプやDACの役割。
アナログ回路を積まないプレーヤーという割り切りもありました。

特に、デジタル信号の処理技術は、近年のパソコン〜スマホに至る
急激な進化により、恐るべき物が有ります。
CD登場の頃、パソコンは黎明期で、CDを扱うだけで大変でした。
今では映画の高画質の撮影が掌サイズのスマホでお手軽!!。

だったら、プレーヤーよりアンプの方が旬(寿命)が短いんじゃないかな?。
なので、買い換えのタイミングが難しいです。

デジタル導入の記録
我が家のDAC搭載機器は、AVアンプが最初です。
CDを超える次世代メディアとして鳴り物入りで登場したのが
SACD(スーパーオーディオCD)やDVD-Audio。

サラウンドはハードルが高くて一般には普及しなかったし、
ベータとVHSのようなユーザーに無理を強いる規格競争で自滅。
私も静観していました。

ところが、長年追っかけていた英国バンド、ジェネシスが
全タイトル、ミキシングやり直し、ステレオとサラウンドで再構築し
SACDとDVDで発売するという・・・買うしかないじゃないですか。

2006年に全ての12cmメディアが再生可能なユニバーサルプレーヤー、
それとペアになるAVアンプをDENONで揃えました。

その時、一万円台で買っていた安物DVDプレーヤーと上記プレーヤーを
デジタル接続で比較してみて、音が違いすぎるのに愕然としました。
それまでTVに繋いでいるだけだったので、音は気にならなかったのですが、

「音が雑」「安っぽい」「ちゃらい」「聴くに耐えない」

安物だとデジタル信号がまともに出てない確信が得られました(苦笑)

DAC導入の記録
AVアンプ
2006年、5.1chサラウンド、DVD-Audio&SACD。
メディア再生で、192kHz 24bit/DSD 2.8MHzまで。

2010年二月、一代目DAC。
初めてパソコンと連携し、USBにて96kHzまで。
同軸だと192kHz 24bitまで。

<この間、USBによるデジタルオーディオが急激に進化>

2012年十一月、二代目DAC。
USBにて384kHz、DSD 5.6MHzまで!!

<その後、DSD 11.2MHz登場>

2017年二月、二代目DAC進化。
改修サービスで、この時点の最新機種並みのDSD 11.2MHzへ対応。

そして、
2018年六月(今)、三代目DAC。
MYTEK Brooklyn DAC+
(マイテック・ブルックリンDAC+)
アメリカ&ポーランドのスタジオ機器メーカー、
マイテック・デジタル社が出している
民生用機器として最新シリーズの中堅機。
USBにてDSD11.2MHz、384kHzは変わらずですが、
新圧縮技術の「MQA」に対応しました。
・・・買うしかないか。

2018年06月21日到着。
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某大手カメラ量販店から。

メーカーロゴ入りシール
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これに切り込みを入れるとき、どきどきしますね。

箱が見える
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黒くて渋くて大胆。

ラベル
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開封
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一番上に日本語訳マニュアル、英文マニュアル、保証書。
緩衝材に囲われた本体と、付属品箱。

本体天板と底板
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放熱の空気穴がメーカーロゴというのは洒落ています。

付属品箱
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ACケーブル、3pinアダプタ、USBケーブル。
リモコン、内部のジャンパーピン。

接続中
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既存システムの上に載せて接続開始
スマホの自撮りモードでぶれた。

<パソコンでの接続であれこれソフトウェア的に格闘>

やりました
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いい。

メイン表示
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OLED製の四角いディスプレイが二基横並びになっています。

レベルメーターは、ピークとアベレージを同時表示。
DSD再生時にレベルメーターが触れるのは有り難い。
PCソフトだと自前のレベルメーターが効かないのが有るので。

MQA (Master Quality Authenticated)マークの横に
青丸が表示されデコード状態を示しています。
一見はCDから24bit 352.8kHzが再生出来る不思議。

設定項目は多いです。
デジタルとアナログの入力切り替え、レベル補正、
デジタルフィルター、ディスプレイ設定などなど。
それを4つのボタンとボリュームで切り替えます。
PC側のコントロールパネルからある程度操作可能。

CDを再生中
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音が深くて、隅々まで行き届き、正確という感じです。

音が弱くなっても荒くならず、余韻が消え去るまで丁寧に扱い、
大音量でも破綻せず、音が濁らず混ざらず、という所か。

今まで聴いてきたDACで聞こえてこなかった(気付かなかった)音が
例によってたっぷりと聞こえてきます。
・・・また、聞き直しか(爆)

最後に
初代から三代目まで
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写真はメーカーさんサイトからお借りしました。

FOSTEX HP-A7 32bit DAC
https://www.fostex.jp/products/HP-A7/
メーカー希望小売価格(税別):\75,000
発売日:2010年 2月 3日

TEAC UD-501
https://teac.jp/jp/product/ud-501/
メーカー希望小売価格(税別):\110,000
発売日:2012年11月上旬

MYTEK Brooklyn DAC+
https://www.mytekdigital.jp/products/brooklyn-dac/
メーカー希望小売価格:オープン
発売日:2018年 6月中旬

ESS Technology社のハイエンドDACチップ「ES9028PRO」を採用
認証取得済みハードウェアMQAデコーダ内蔵
内部ジッター0.82psを誇る”MYTEK フェムトクロック・ジェネレーター(TM)”を搭載

リファレンス・グレードのプリアンプ部
バランス駆動対応のヘッドホンアンプ部
ライン兼フォノ入力(MM/MC対応)、これは珍しい。

つまり、音質操作を考えなければ、プリアンプとして
導入も可能って事です。
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