mixiユーザー(id:1390986)

2018年06月21日13:20

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小型株が酷い

2年くらい前から情報関係の銘柄にも触るようにして今まで4銘柄投資した。とにかく売り上げ利益が安定的に10%以上伸びる、営業利益率は20〜30%以上。ROEも20%以上、PERはまあ並なら許容するという基準で選んだ。

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ファーストロジック

1年後くらいに1度売り上げ利益が激増した時あったが、その次の期に顧客つなぎ止め・拡大のために経費を大量に投資するというので四半期で営業利益が7割減というのが来たのでそこで諦めた。ほぼ底値で買えたおかげで一応普通の利益で終わった。少しでも高ければ利益は殆どなかったろう。今は四半期利益はほぼ戻したが、PERは普通よりやや高めなのでじりじり下がるのが止まらない。


インターワークス

こちらも1年たたず新規部門開拓ということでお金を使い始めるのと、既存部門の一部が明確にダメになってきて指数の後押しがなければほとんど上がらないで終わった。最終的に優先順位の点検の時に整理対象にして1年足らずで売却。配当分以外はほとんど利益は出なかった。その後さらに投資にお金がかかるというので横ばい、ジり下がりが止まらない。


エムケイシステム

PERが比較的低めな銘柄だった。1年後に新規部門開拓というので買収を行い始めた。多少違和感感じたが、本業部門は3割以上の利益率かつ、小さな部門ではあるが今後も開拓余地が大きく見えたので許容した。

その後2年経過して最初の利益の伸びが止まる時が来た。販管費増による売り上げ増を目指すので売り上げ増の利益横ばいというやつになった。株価は思いっきり下げたが、ここでもまだ未開拓が多い分野だろうからということで保有を継続した。

そうしたら3か月も経たないうちにシステムの経費の問題で取り引き先と揉めて上場前からの決算の全部の書き換えが起きた。営業利益率30%くらいの本業の利益が25%くらい減り、今後も続くという内容だった。前回のストップ安並の下落と合わせて天井から50%下げることになった。

かなり悩みに悩んだけど、修正後の利益と会社の言うように今後も成長したにしても全部振出しに戻る状態。こんなのってないよという経営陣への思いと、ここから10〜15%の収益のために置いておくのに気乗りがしなかったので諦めることにした。買値が安めだったのでこれでも損失にはならなかった。本当に買値って大事だなと思った。

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今後も伸びるかどうかわからない、情報関係は怖いという心の歯止めをぶっ壊して、市況関係の銘柄でないなら過去何年か伸びたなら今後も伸びるだろうというかなり楽観的な発想で行った投資達だったけど正直かなりあれな結果になった。どの銘柄も一時期は指数より上な勢いで値上がりしていただけにそれをうまく利用できなかったのは10年前の頃とあまり変わらず進歩がないなと思った。


これだけ酷い結果なのだから売り上げ利益増と連続増益記録だけ見てやるのでは問題ありなんだなと思った。ほんと成長していけるのと、ダメになるのの境目は他の物を見ないとだめなんだなというのが教訓かな。なるべく業界そのものが伸びているところも選ぶのだけど、そういうのはPERも高いことが多いから怖さがまた増えてしまう。結局その業界の潮目が変わる時を見ていて気が付くか、業界そのものが本当に追い風うけていてその賞味期限がなるべく長く続きそうなできるだけ大きな話かどうか見るしかないんだろうな。



後は1個だけ残ったマークラインズだけだけどこれもどうなるのかねえ。4つの中では一番賞味期限長そうだけどほんとわからんね。


今までの投資は指数をはるかに上回るのが3分の1、指数程度が三分の1、指数以下横ばいが三分の1という状態だったのを改善しようと思ってチャレンジしたが、上回るのをつかもうとすると、指数以下の酷いものの比率が上がりがちというのは理解した。代償なんだろうなとも思うけど、ほんと難しいね。

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