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2018年06月19日22:33

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談ス・シリーズ第三弾 凸し凹る

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2018/6/10日 13:00- よみうり大手町ホール

構成:大植真太郎
振付・出演:大植真太郎 森山未來 平原慎太郎

談スシリーズ、初めて観に行ってきました。

音楽もちょっとした効果音以外はほとんどないし、ちょっとコントっぽいけど、確かにダンス作品だ。めちゃくちゃ踊れるボーイズが、わちゃわちゃ絡んでるのがカワユイ。しっかし3人のくんずほぐれつの動き、とても面白くて引き込まれるんだけど、一歩間違えると危ない!とかヒヤヒヤした。アドリブみたいに見えるところも、相当緻密に作り込んでるのではなかろうか。じゃなきゃ怪我すると思う。

平原さんと未來くんはちょっと長めの台詞あり。全体的なトーンはユーモラスで明るいけれど、語りの部分には財務省とか、政治関係の時事ネタもあり、ただお気楽なだけではない面も。特に未來君の語りには、今のこの閉塞的な日本社会への怒りを強く感じた。

舞台装置は、金色のスライムのみ。これは何を意味してるんだろう、と考えながら観ていたけど、この作品で彼らが伝えたいこと同様、私には答えは出なかった。丸いハイテーブルの上から滴り落ちる金色のスライムは最初はゴージャスなベールのようで、最後は薄くて繊細な有機物の膜のようで、とても美しかった。

言葉にするとこんな短い感想になっちゃうけど、本当に充実した公演でした。写真は、終演後、ここは撮影していいよ、と言われた、倒れたハイテーブルと金色のスライム。

ところでこのタイトルは何て読むんでしょうね。凸し凹る−「とつし おうる」「でこし ぼこる」? 一体どういう意味なんだ?

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