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2018年06月17日00:01

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強盗容疑手配の警部補、身柄確保前異例の懲戒免

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強盗容疑手配の警部補、身柄確保前異例の懲戒免

群馬県嬬恋村の酒店で現金1万円などが奪われた事件で、同県警は15日、強盗容疑で指名手配していた刑事部捜査2課の警部補・宮腰大容疑者(37)を懲戒免職にした。事件の発生から約1か月半。身柄を確保できないままの懲戒処分は異例だが、県警は、宮腰容疑者に警察官の身分を残すのは適切ではないと判断した。

 ◆「失踪」45日目で

 「捜査は継続中だが、正当な理由なく長期間欠勤した事実で処分した。深くおわびする」。午後4時前から県警本部で行われた記者会見の冒頭、高井篤首席監察官は硬い表情で謝罪し、5秒ほど頭を下げた。

 宮腰容疑者は5月2日未明、同村大笹の酒店から現金のほかビール券を盗んだ後、駆けつけた警察官に体当たりをして逃げたとして、指名手配された。

 懲戒免職とした直接の理由は、宮腰容疑者の所在が同日から不明となり、「無断欠勤」を続けたことだ。高井首席監察官は、犯罪行為による「欠勤」だとして、これが警察の信用を失墜させたと説明した。

 15日の時点で、宮腰容疑者は「失踪」は45日目、本来の勤務日をカウントした無断欠勤は30日目となった。

県警は、警察官が失踪した場合は免職、停職などと定める警察庁の指針や、21日間以上を無断欠勤した場合は免職か停職とする人事院の指針を踏まえ、このタイミングで処分したという。県警が失踪した警察官を免職としたのは初めてだ。

 ◆発表方法も異例

 県警は通常、警察官の懲戒処分については、撮影を認めないレクチャー方式で報道陣に説明している。今回は宮腰容疑者が指名手配され、公開捜査になっている点などを考慮し、冒頭の撮影が可能な記者会見とした。異例の対応といえる。

 一方、捜査は難航している。県警は岐阜、富山県境の山間部などを中心に、宮腰容疑者と逃走に使ったとみられる軽乗用車の捜索を進め、これまでに延べ約3100人の捜査員を投入。

公開捜査に切り替えた5月8日以降、情報提供は66件あったが、有力な手がかりは得られていないという。
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