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2018年06月09日20:46

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「学歴こそすべてだ!!」という人へ

結愛ちゃんの叫び 心揺さぶる
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5148107

「学歴こそすべてだ。いい大学に入り、いい会社に入れば未来は安泰だ!!だから、勉強しろ!!」という私的には、かなり胸糞悪いことを公然と言い世間から人気を得た漫画があった。
そして、悔しいことに、この漫画はドラマ化もされた。
現在、その漫画の第二弾も週刊誌で連載されている。
そんな彼らが、このニュースを見て「可哀想」というのなら横っ面をぶっ飛ばしたい。
はっきり、書こう。
ここまで子供を追い詰めたのは、彼らだからだ。

なお、私は犯罪心理学者でも教授でもない。
全ての関連するニュースを見ているわけでもない。
市井の人間である。
だから、以下の記事で間違っているところなどがあったらごめんなさい。

今回のニュースと非常に似通った事件があったことがあったことをあなたは覚えているだろうか?
「秋葉原通り魔事件」である。
詳しくはこちら(https://matome.naver.jp/odai/2137473015179980301)を参照していただくとして、『親が過剰に(というか、常軌を逸するほど)子供に勉強をさせる』
という点では同じだ。
一人は人間関係をネットに求め否定され大量殺人者になった。
もう一人は衰弱死させられた。
もちろん、加害者と被害者だから一緒にしてはいけないのかも知れない。
しかし、その背後にある親(後者は逮捕されたが)の身勝手な願望だ。
『子供のため』と言ってはいるが実際は周囲から馬鹿にされないために、不甲斐ない自分のストレス解消に暴力をふるう。

一つ、面白い(?)発見があった。
亡くなった女児をよく読むと親の、もっと書けば教師などの大人が喜びそうな文言であることに気が付く。
たぶん、間違えたり気に入らない文言があれば暴言や体罰を受けたのだろう。
秋葉原事件の容疑者も宿題の作文を母親が検閲して教師受けしない文章を書くと体罰や夕食を床に敷いた新聞紙にぶちまけられ這いつくばって食べさせられたそうだ。
なぜ、上記の親たちは『教師(大人)受け』することに過度にこだわったのか?

そもそも、親で好き好んで積極的に『体罰』をしようとは思わない。
少なくとも何らかの「理由」がある。
私が一番最初に書いた「学歴こそすべて」がその理由だ。
この親たちは自分たちは努力しないで子供に恩を売り(押し付け)高級官僚なり人気アナウンサーになり自分の老後を楽に過ごしたいのだ。

もっと書くと、この暴力は「愛の鞭」だの「愛情」だのと擁護される。
少しでも反抗しようものなら「愛情の分からないかわいそうな子」とレッテルが張られる。
少し前に話題になった日大のアメフト部がいい例だ。
むろん、彼らは『厳しい』ことは織り込み済みでスポーツの世界に入る。
ただ、子供は親を選べないし、子供には特性もある。
それを全部すっ飛ばして『体罰は是』『学歴こそ人生の全て』とされると子供はかなりストレスを抱える。
加えて厄介なのは、日本の社会は『体罰』や『暴言』による児童虐待などに無関心、というより寛容なのだ。
「暴力こそが教育だ」という教育者が多い。
『戸塚ヨットスクール』なんてまさに、その典型だ。
そこに政治家などがお墨付きを与える。
はっきり言ってカルトである。
直接な暴言ではないにしろ、「金八信仰」も問題児を自分の陣営に加えること(=味方になること)で学級運営をスムーズにさせているが、普通に頑張っている子を悪者扱いにする。

今、『死んだ女児がかわいそう』と言いながら体罰や暴言をふるう親はいるのである。
教育や社会から暴言や暴力を無くすることは、とても難しいことだ。
でも、やれないわけではない。
もしかしたら、通報したことでご近所や職場などの人間関係が悪くなるかもしれない。
それでも、これ以上犠牲を出さないためには「誰かがやる」のを待つのではなく「自分から始める」ことが肝要だと思う。

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