朝日新聞の記事は不充分

■森友文書改ざん、佐川氏不起訴へ　背任容疑の元局長らも
(朝日新聞デジタル - 05月31日 02:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5134103

相変わらず朝日新聞の記事は説明が不充分だな。不起訴になったのは以下のような理由がある。


大阪地検特捜部は、改ざんは佐川氏の指示で行われたものの、学園側との契約の経緯や金額など文書の根幹部分に大きな変更はなく、嘘の内容に変えたとまでは言えないため刑事責任を問うのは難しいと判断したものと見られる。

そして、大阪府豊中市の国有地がごみの撤去費用などとして、鑑定価格から８億円余り値引きされて学園に売却された問題をめぐり、背任容疑で告発された近畿財務局の当時の担当者らについても不起訴にするものと見られます。

また、地中には一定の量のごみがあったことや、ごみの影響で小学校の開校が遅れた場合、損害賠償を請求される可能性があったことなどから、値引きが不当だったとまでは言えず、国に損害を与えたとも言えないと判断したものと見られる。

国会で議論になっていた財務省が学園との交渉記録を意図的に廃棄した問題についても、交渉記録の保存期間がいずれも１年未満だったことから刑事責任を問うのは難しいと判断しているものと見られる。


キチンと説明をしない報道は誤解を招く危険性があるということを知るべきだ。