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2018年05月30日18:16

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能郷白山

 日本200名山能郷白山に登った。 登山ガイドによれば最短コースの温見峠から登り二時間半と言う事だから楽な山の部類に入る。 ただし温見峠に至る国道157号線は岐阜県側が悪路で時々通行止めになるらしい。 そこで福井県側からアプローチする事にする。


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 福井市から越前大野市に向かうと大野市のシンボル日本百名山の荒島岳が見えて来る。 大野富士とも言う堂々たる姿だがその荒島岳を尻目に先へ進む。 今日の目的はこの山ではない。


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 荒島岳からしばらく行くとかなり立派なダムに出る。 真名川ダムである。  


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 ダムから十数km走ってそろそろ登山口の温見峠が近いと思われたその時、突如通行止めのゲートに行く手を阻まれる。 何だ何だ。 国道157号線の福井県側は比較的道路状況が良いのではなかったのか? この先は行けないのか? 行けないならやむを得ない本日の登山はこれにて終了...にして堪るか! このままでは引き下がれぬ。 だいぶ手前で温見峠10kmの表示を見たのであと2〜3kmだろう。 車が行けないならここから歩いて行くまでだ。 幸いまだ早朝だから時間はたっぷりある。 登り二時間半が一時間増えた所で余裕で日帰りコースだ。(自爆)


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 だが案に相違して先は長かった。 一時間も車道を歩いてもまだ先が見えない。


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 何故か車を発見した。 通行止めの筈だがゲートを突破したのか?


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 峠はまだ遠そうだ。 気が萎える。


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 渡河する。 道路もつづら折りになって峠が近そうだ。


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 どわ〜〜〜〜っexclamation & question こ、これか? 通行止めの原因は?
 

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 途中で雪渓を発見した。 だいぶ標高も高くなってきた。 そろそろ峠だろう。


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 明らかに登山者と思われる車が停まっている。 みんなゲートを突破して来たな。 私は二時間近くも車道を歩いて来たぞ。 少々腹が立つ。 しかしゲートを突破して侵入すると言う発想は私には無かったのでやむを得ない。 


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 ぐわわわわ...先ほどの落ちた橋があった所がここか! しかし橋の残骸は数百mも下流に流されている。 一体全体どのような力が加わってあの重いコンクリートの橋が数百mも流されるのだ? ゴジラにでも踏まれたのか?(自爆)


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 この川を一旦下りてまた登らなくてはならない。 駐車している連中も渡河したに違いない。 そこにいた工事関係の人に向こうに行くにはどうしたらいいか尋ねたらやはり下に降りて川を渡るしかないと言う。


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 何とか渡河に成功して向こう側によじ登る。 渡った後反対側から下を覗きたった今渡河した川を見る。 工事関係の人が見送ってくれた。 結局本日最大の難所がここであった。 渡河の際に靴と尻がずぶ濡れになった。 しかしそうでもしないと渡れなかった。


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 この先の道は全く荒れ放題である。 峠はまた先だ。


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 しばらく歩くと土嚢で道路を閉鎖していた。 


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 反対側に回ると通行止めの看板かある。 要するに岐阜県側から福井に行かないように阻止している土嚢だ。 橋が落ちているのだから当たり前である。


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 やっと温見峠が見えて来た。 人だかりもあるし登山者の車も停まっている。


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 温見峠の登山口である。 やっとスタート出来る。 もう既に二時間近く歩いて疲労している。(自爆)


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 登山はいきなり急登である。 既にかなり疲労しているのできつい。 ロープを設置している場所が至る所にある。 


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 登山道に高山植物が色々花を咲かせていた。


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 登山道の途中に案内地図が何ヶ所か設置していているので現在地を確認できる。


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 一時間少々登ると急登から緩やかな登りになる。 景色が見えて来る。 しばらく歩くと雪渓に出た。


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 雪渓の彼方に白山が見える。 まだ雪が多く残っているから白い。 だから白山なのか?(自爆) 雪渓で記念撮影する。


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 もう山頂は近い。


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 山頂到達。 一等三角点に触る。 お約束の記念撮影。 登山口から約二時間で山頂に到達した。


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 山頂はあまり広くないので登山者はみんな山頂の白山神社奥宮を目指す。 再び雪渓歩き。 滑ると奈落の底に落ちるので慎重に進む。 


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 山頂の奥宮の回りには多くの登山者が休んでいた。 何でも今日は能郷白山の1300年の開山祭らしい。


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 しばらく休んで下山開始。 また雪渓を渡る。


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 白山を見ながら下山する。


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 国道157号線が見えて来た。 真下に見えるほどの急降下である。


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 登山口に降りて来た。 下山は一時間ちょっとのハイペースだった。


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 今日は能郷白山の開山祭で登山口に臨時の売店が出来ていた。 開山1300年記念の御朱印が配布されていたので拝受する。 御朱印代を払うお金を出そうとすると財布の中のお札が汗でフニャフニャになっていた。(笑)


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 再び崩落した橋の所まで戻る。 ここで一つ問題が発生した。 行きは川に降りる梯子があったが、工事用の足場と共にはしごが無くなっていた。(大自爆) やむなくずぶ濡れになりながら川に降りて木の枝に手を伸ばしてよじ登った。 多分私のように手が長い人間じゃないと渡河は無理。(自爆死)


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 何とか渡河に成功するとあとは延々と車道を歩く。


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 雪解け水が勢いよく流れている。 思わずがぶ飲みする。(笑)


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 一応ゲートで車は入れない事になっているので路上の落石も放置されている。 ガマガエルも放置されていた。(自爆)


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 ひたすら車道歩き。 一時間半くらいでやっと通行止めのゲートが見えた。


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 通行止めのゲートだが動かされた痕跡がある。


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 おおっ! 愛車よ待っていてくれたか!(自爆)


 往復四時間の雑魚山だと舐めていたら、思わぬ通行止めに遭遇して三時間以上余計に歩く羽目になった。 

 ここで一句。 雑魚山も遠くから歩けばきつい山 (大自爆死)

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