「羽立君〜、このクルマだいか買わんねぇ?もう飽きたー。ガタガタきつかもん笑」
近所の先輩が突然そう言ってきたのはH21年3月の夕暮れ時だった。
その場でおれ様に嫁入りが決まったNA6CE、おれが乗ると宣言するのに5秒とかからなかった。
もともとスカイラインが好きだった私は、若い頃にR31のGTS-Xに乗っていた事もあり
久々の2ドアに心躍ったものだ。
それがことさら初めての幌車であればその高揚は言わずもがなである。
あれから10年近くも経ったのかと感慨にふける。
R31のデカイ図体とは違い『ライトウェイトの雄』である1600ccのボディーに軽快なハンドリングは操縦する楽しさを十二分に思い出させてもらった。
そんな折である。「おいのロードスターばどがんじゃいして」と名古屋の古い友人が話を持ってきた。
クルマは「縁」である。
NA8C 次に嫁いでくることになった。
ありがとう銀道星。
よろしく白道星。
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