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2018年05月27日21:39

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性の苦悩抱える障害者たちの叫び

自分が6つの時に検査で都内のとある大病院に入院してた時に
障害があるのかまたは下半身不随の後遺症を負った小6くらいのお兄さんがいた。

ずーっと入院してるらしくある日、看護には言えないお願いをされた。



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■「障害があっても好きな人としたい」性の苦悩抱える障害者たちの叫び
(AERA dot. - 05月27日 16:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5129054




障害者の性は、タブー視はおろか性欲までも否定されてきた。だが、実情はそうした偏見とはかけ離れている。声なき声を聞いた。

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 難病の「脊髄性(せきずいせい)筋萎縮症」を患う男性(39)が、性の悩みに直面したのは高校生のとき。24時間寝たきりで、動かせるのは顔の表情と左手の親指だけ。自分でマスターベーションはできず夢精するしかなかった。母親は何も言わず、汚れたシーツを替えてくれたという。男性は振り返る。

「恥ずかしかったけど、どうしようもできないので」

 次第に性欲は強くなったが、介助者にマスターベーションを頼めるはずもない。20歳のころ、知り合いの障害者に教えてもらいデリヘルを呼んだ。感激したのを覚えている。

 初めてのセックスは20代半ば。知人の障害者に教えてもらった風俗店に行った。以来、風俗店には3、4回。本当はもっと通いたいが、お金の問題や移動の困難さなどがある。今は2カ月に1度ほどデリヘルを呼ぶ。60分で1万5千円。デリヘル嬢がいる時は、介助者には席を外してもらうのだと笑う。お金で「性」を買うことに対してあまり深く考えたことはないというが、

「僕には、ほかに方法がない」

 内閣府の「障害者白書」(2017年度版)によれば、身体・知的・精神障害者の数は約859万人。複数の障害を併せ持つ人もいるので単純な合計にはならないが、国民の約6.7%が何らかの障害を有していることになる。

 しかし、障害者の性は「古くて新しいテーマ」だ。オランダのように「セックスボランティア」という仕組みがあり障害者の性サービスを自治体が補助している国もある。だが日本では、障害者の性についてのガイドラインもシステムもなく、もっとも私的な問題としてタブー視されてきた。人間らしく生きていくために必要な最低限度の性の健康と権利の確保という「性の自律」は、日本の障害者には保障されていない。

『福祉は「性」とどう向き合うか』(ミネルヴァ書房)の共著がある、淑徳大学総合福祉学部の米村(よねむら)美奈教授は言う。

「そもそも福祉への従事者を養成する学校の教育課程において、性のニーズやその支援について学生が学ぶ機会は、ほぼ皆無。しかも、支援の一環として行動すれば困難が予想される問題だけに『寝た子を起こすな』という考え方は、社会には依然として根強くあります」

 タブーの中に閉ざされた障害者の性は、健常者からは偏見の目を向けられてきた。かつて福祉や介護の現場では、障害者の性欲を否定する人すらいた。一方で障害者も、障害があるがゆえに、強く自己否定する傾向があったといわれる。

 脳性麻痺で車いす生活を送るまゆみさん(35、仮名)は、普通学校に通っていた中学・高校生の時、恋愛に対し「こんな私なんか」と思っていたという。

 両手足が不自由なまゆみさんは、できないことにサポートが必要だ。そんな自分を好きになってくれる人なんていない、と。

 見た目の印象から奇異な目で見られ、人を好きになるという当たり前の気持ちを抱くことすら否定されたこともある。中学生の時、健常者の同級生に恋愛話をすると、

「バリキモいんやけど。ガイジのくせに」

 と笑いながら言われた。ガイジとは「障害児」を意味するネットスラングで、蔑みの言葉だ。その時、何も言い返せず悔しい思いをしたというまゆみさんはこう話す。

「私だって恋心は芽生えてくるし、人を好きになるという気持ちを抑えることはできません。障害があっても好きな人とセックスしたい」

 一昨年、まゆみさんは自分を受け入れてくれるかもしれないと思う男性と出会った。だが、セックスの体位が制限されるまゆみさんに、男性は言い放った。

「しょせん、脳性麻痺やな」

 自分ではどうしようもできない部分、なおせない部分を言われ、苦しんだ。まゆみさんは、絞りだすように吐露する。

「障害者の性的な感覚は健常者の感覚と何ら変わりありません。障害者は、自身のどこかに困難を抱えてしまっただけに過ぎない人です」

 脳性麻痺で言語と運動機能に障害を抱える主婦の大畑楽歩(らぶ)さん(40)は妊娠中、年配の人たちから「身体に障害を抱えていても、ちゃんと赤ちゃんは育つのね」などと言われた言葉が忘れられない。「毎月の生理の処理が大変なら子宮を取っちゃえば」と言われたこともあった。障害者に対する社会の認識の低さに驚くとともに、無意識に人々の心に潜む「優生思想」を感じたという。

「それらの発言は無邪気なまでに悪気はなく、余計に暗澹たる思いが募りました」(大畑さん)

※AERA 2018年5月28日号より抜粋
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