ひと月ぶりの浪江町へ。
いつものように朝は駅周辺の草刈りをして、日中は2軒のお手伝いを。
1軒目は帰還予定のお宅から処分する家財道具の搬出。
老夫婦で住まわれる予定とのことで、不要となった家具などをトン袋に詰めていきます。
4袋分とそれほど量も多くなかったので9時過ぎには作業終了です。
社会福祉協議会の担当者さんから聞くところによると、スーパーを誘致しているそうです。
現状、街にはコンビニや飲食店の類はありますが、スーパーがないことには生活の再建も成り立ちません。
依頼主さんからは隣町まで買い物に行くしかないと不便さを嘆いていました。
2軒目はお宅のあったであろう敷地内で雑木の伐採。
径の太い木はチェーンソーに頼らざるを得ませんが、径20cmぐらいであれば手鋸でも伐倒可能です。
かなりの大物も含めて時間を少し延長してこちらも作業完了となりました。
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メインの通りこそ整備も進み飲食店も何軒かオープンし活気を感じますが、一本脇道を入ると震災当時から手付かずの風景が広がります。
大半がこのような状況なので、避難指示が解除されても帰還が進まない一因となっているでしょう。
この風景が果たして変わるのか、難しいのではと悲観的な憶測も過ぎります。
それでも畑にトラクターを見るなどポジティブな変化を見ることもできます。
変化がどのようなものになるか、見逃さないためにもまたこの街に。
今年5回目の浪江でのお手伝い。
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