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2018年05月26日17:40

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【宝塚】あかねさす紫の花【花組】

フォト

本日博多座B版大千秋楽

推しキャスト(敬称略)
額田女王 仙名彩世

【A版】
大海人皇子 明日海りお
中大兄皇子 鳳月杏
天比古 柚香光
【B版】
中大兄皇子 明日海りお
大海人皇子 柚香光
天比古 鳳月杏

中臣鎌足 瀬戸かずや

十市皇女 音くり寿
鵜野皇女 華優希

海犬養連勝麻呂 和海しょう
有間皇子 帆純まひろ etc...

チケット難過ぎてライブビューイングしか観れませんでしたが
今まで観た中で一二を争う名作だったと思います

とにかくキャスティングが神がかってた

私の最推し【ゆきちゃん】こと
宮城県名取市出身の花組トップ娘役
仙名彩世嬢が主演を熱望していた「あかねさす紫の花」

AB両方のライブビューイングを観て
私はA版の方が感情移入して観れましたが
このシーンはB版の方がいいとかあるので甲乙つけがたいw

同じ話を役替わりで演じているのですが
まったく印象が違って一粒で二度美味しい舞台でした
(役者さんの労力もその分鰻昇りな訳ですが^^;)

歌唱シーンが本当に素晴らしいぴかぴか(新しい)
額田のゆきちゃんは言わずもがな
トップスター明日海りお様は勿論
ソロで歌ってる方の歌唱力がパない

和海しょうさん羽立光来さん音くり寿さんが特にヤバかった
この三人はショーのSANTEでもソロがあって福耳でした

世界観がしっかりしていて音楽も衣装もすごかったし
脚本も流石柴田侑宏先生
初演が76年とは思えない

題材としては飛鳥時代大化の改新で有名な中大兄皇子と
その弟大海人皇子とその妻だった額田王をめぐっての三角関係のお話
(気になる方は大和和紀の「天の果て地の限り」を読もうw)

A版で一番好きなシーンは万葉集の歌のやり取りで始まる出だし

『あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る』額田王
『紫草のにほへる妹を憎くあらば人妻ゆゑに我恋ひめやも』大海人皇子

このやりとりのあとのプロローグの二人の童唄の手遊び
初見だったので最初は意味が判らなかったのですが
幼い頃に大海人皇子が額田王に教えて二人で遊んだ手遊びを無言で行う二人
お話が進むとめっちゃ切ないやりとりだった事に気がついてマジ泣ける

終盤で額田王を中大兄皇子に奪われた挙句
二人の娘の十市皇女とも離れて暮らしていた大海人皇子に
十市皇女が「母に教えてもらった歌」とこの手遊び&童唄を披露するってシーンが切ない

あとB版で有間皇子が自分がこれから殺されると
わかっているかの様な演技で退場する所が好き

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ライブビューイングでは物販完売
博多座は連日満員御礼

歌劇団には是非11月の全国ツアーで
「あかねさす紫の花」再演して頂きたい

あとDVD化する時はA版B版両方収録して欲しい
(無理なら全国ツアーでフル収録しなかった方を再演して下さいマジで>人<)
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