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2018年05月25日14:11

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「とにかく加害者は死刑」は失当

■遺族と加害者両親和解=三重中3女子死亡−津地裁支部
(時事通信社 - 05月25日 12:32)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5126317





金額は別にして、「被害者(遺族)が加害者から賠償を受ける具体的機会が決定した」と言える。

これがもし、「とにかく人の命を奪った者を死刑」を徹底したら、「加害者から具体的方法により賠償を受ける機会」は確実に減る。

とすると、これによって喜ぶのは被害者orその遺族目線でない外野(特に感情論と結果論で発言する者)と死刑を願う被害者orその遺族だ。

そこに「それ以外の者」は含まれていない。

当該事件における被害者遺族はその「それ以外の者」だと思うし、そうであることは当該記事で証明されている。

つまり、「とにかく加害者は死刑」ということが必ずしも被害者orその遺族目線だとは言えないということ。

被害者やその遺族が加害者に対して何を思い、何を求めているのかは千差万別であり、それを「加害者の死刑」の一言で片づけるのは「被害者目線」という観点からしてもいささか強引であろう。

よって、このような結果は、それはそれで被害者遺族が納得しているなら、それが最良の結果であって、それを尊重すべき。

この結果を無視して、「加害者を死刑にしろ」は、むしろ被害者遺族の思いを踏みにじる「被害者目線からかけ離れた」主張であるから失当だ。
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