(画像は無関係です)
こんにちは。いろはの竹内です!
さて、まだ次女が小学校3年生ぐらいの時の話です。
赤いランドセルを背負って、学校から勢いよく帰ってきて、
「パパ! パパ!」
と興奮気味に話しかけてきました。
「どうしたんだい」
「ゴマだ! ゴマを食べさせてくれよ」
「・・・」
「ゴマだよ。早くゴマを出してくれ」
「落ち着くんだ。ゴマって、あの食べる胡麻か?」
「それ以外に何があるんだよ! 早くゴマを出してくれ」
「なぜ、ゴマが食べたいんだ?」
「学校の先生が、ゴマを食べたら頭が良くなるって言ったんだよ!」
・・・この子は、頭が悪いんでしょうか?
「だから、ゴマを出してくれよ!」
「今、食べなくてもいいだろ」
「今、食べたいんだよ!」
「なぜだ?」
「明日、学校でテストなんだよぉ!」
この子は、どうやら本気でゴマを食べて頭が良くなりたいようです。
仕方なく、食卓からゴマを出してあげると、
「いっただきまーす!」
と言ってゴマをむしゃむしゃと食べて、
「よーし、これで明日のテストは100点だ!」
と、そのままランドセルを放り投げて、
どこかに遊びに行ってしまいました。
そんな次女ですが、気が付けばもう高校三年生。
大学受験を控えて夏期講習で猛勉強していますが、
もうゴマは食べておりません。(当たり前だ)
ログインしてコメントを確認・投稿する