1年ぶりのTさん(71歳)でした。
それまで前立腺の問題で薬剤を処方されていたのが、
何度か来院されて、その後、薬の必要がなくなっていたのですが・・
「この1年楽だったが・・この頃、“おしっこが出なくなって!”」と。
おしっこが出るまで長い間、トイレに入っているのが辛くて・・とのことです。
実は、私が胃の摘出手術で入院していたことを知って・・
Tさんも11年前、胃の4分の3摘出手術を受けられたそうです。
(術後の抗癌剤治療は受けていないそうです)
そこで
「下剤をかけて、大便が出た後、“おしっこ”が出ませんか?」と聞いてみると
「なんでわかるんです?!そうなんです!」と。
「おしっこが出ないって・・本当につらいですよね!
私も入院中に同じ体験をしました。」
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手術後、食事を2週間ぶりに再開してからの体験でした。
小便をもようしているのに、出ないのは・・本当につらいものがあります。
最初、「まだ出ないか!?」と、“もようしたまま”で
あきらめてトイレから出ていたのですが・・
あまりにも辛くて・・じっと長時間、トイレで待っていると・・
大便が出た後・・ようやく、小便が出てくるのです。
そのようなことが数回続き・・
小便をすることより、大便が出るように努力していました。
≪下腹部が過緊張状態=前立腺が課緊張状態になっている?
大便が出て⇒下腹部の過緊張が緩んで=前立腺の緊張が緩んでから出るのか?≫と。
そこで、術後の痛みに堪えながら・・下肢・・腱・靭帯の異常を自己治療し
前立腺の緊張を解消していくと・・そのうち、自然と解消していました。
筋肉が削ぎ落ちて、筋力を発揮できず・・その分、腱や筋膜に負荷がかかって
なおさら、緊張状態になりやすくなっていたのでしょう。
実は、食事が再開された時、
◎消化剤、◎ビフィズス菌製剤、◎下剤を処方されていました。
下剤は私の場合効きすぎて、下痢しますから、飲まなくなっていました。
まさか“おしっこ”のことまで考慮しての『下剤』ではなかったと思いますが!?
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そこで、Tさんにも説明しながら・・
足裏の腱・靭帯の異常を『言霊波動確認』して
異常反応がなくなるまで、『腱・靭帯・骨膜療法』で、ジックリ施術し、
次に、前立腺の異常を同様に『言霊波動確認』して、
治療ポイントと結び付けての施術でした。
(足裏のゾーンセラピーで使う、前立腺部位も反応してきますから、応用できますね)
●足裏の腱・靭帯に負荷異常が掛かると・・
大腿の内転筋群が緊張状態になり下腹部にも影響します。
下腹部に影響して出てくる症状には、消化器系の内臓だけでなく、
前立腺など泌尿器系や、婦人科系にも、もろに影響が出てきます。
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『言霊波動療法』:氣光整体・東陽
http://www7a.biglobe.ne.jp/~to-taka/index.html
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