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2018年05月20日23:22

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Fate/zero-(1)-第四次聖杯戦争秘話-

7年前、アニメでも語られたfate/zero。アニメでは分からなかった部分を小説の地の文でも読みたい!!と一念発起し、7年の時を経て遂に手に取り読み始めた。
アニメで語られてるだけあって、読んでいてイメージは付きやすかったが、やはりアニメだけでは表現出来ない小説ならではの表現も有って面白かった。
ライダー陣営は楽しい物が有ったし切継さんの葛藤とかが垣間見られたのも良かった。
特にライダー陣営の召喚からのライダーとウェイバーの会話とか、本当に面白かった。ウェイバーが余りにも威厳ある素振り見せつけようとして「僕」から「私」に一人称変えている所とか、もう微笑ましくて思わずにんまりしながら読んでいた。ウェイバー可愛いよウェイバー。本当に19歳か?(笑)ライダーの張り手は本当に私も受けたくは無いなーとつくづく再認識。あんなの喰らったら一気に骨まで砕けそう(笑)
セイバー陣営の幼きイリヤと切継のクルミの冬芽探しのシーンは、アニメでも語られていたが小説でもこのシーンは微笑ましくて、本当にこの数少ない父娘の戯れが尊かった。これがイリヤと切継の最後の邂逅になろうとは……切なささえ感じてしまった。後、何故切継がセイバーに対してあんなに突き放した感じになった理由もアニメでも上辺では語られていたが、小説にするとまた違った感じに納得できる物が有ったり。私的にはイリヤとアイリの最後の会話のシーンがもう少し掘り下げて垣間見たかった所。切継さんだけなんだかズルい(笑)
後、アイリの「夫であり導き手」だの、「元を糺せば優しい人」って切継に惚気てるのを聞いて切継に少しだけ嫉妬を感じてしまった私はもうダメだと思う(笑)切継さん、愛されてるな。
キャスター陣営は……まぁ、またトラウマ再燃させられる感じだった。龍之介、お前自分の姉も手に掛けていたのか。恐ろしいな。まぁ、ルックスだけみたら龍之介イケメンの類いに入るから怖いんだよな……。キャスターの幼子手に掛けるシーンとかね、もう私のトラウマ抉って来るから小説でもこのシーンは表情固まってしまったよ。
バーサーカー陣営は、雁夜が始終死にそうでアニメでもそうだったが小説でも逆に怖い存在に。でもお兄様よりも魔術回路は優秀な物を持っていることに驚愕。やはりこの辺はアニメだけでは物足りない情報だった。
桜の「教育」シーンは小説ではあんまり語られなかったな。
そして、凛。貴女、本当に可愛い。信じちゃダメだよ、そんな陰湿神父(笑)そしてやはり凛のモデルになっただけあって、prototypeの美沙夜と被るものが有るな。この幼さから既に遠坂家を背負っていく、そんな矜持を持ち合わせているとかね、本当にそっくり。
アーチャー、そんな派手な格好で市街徘徊しているとか、見てみたいな、そんな世界(笑)
相変わらずアーチャーに畏怖を覚えつつ、最近覚えた憧憬という感情の眼差しで私は見守って行こうと思います。

次巻も、早ければ読み終わった段階で感想を上げて行きたいと思います!!


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