(画像は無関係です)
こんにちは。いろはの竹内です!
先日、参加者300人ぐらいの大きなセミナーをやらせていただき、
終了後に、立食パーティ形式の懇親会があったんですね。
で、こういうパターンだと、
だいたい多くの人が駆け寄ってきて、
「せんせー、名刺交換、お願いしまーす」
みたいな感じで、人だかりができて、質問攻めにあったりするんです。
だから、今回も参加人数が多いことから、
大量の名刺を用意して、挨拶代わりの自著まで持参して、
「こりゃ人気ものになるぞ」と、
ドキドキしながら懇親会に参加したんですが、
実際に始まってみると、
びっくりするぐらい、誰も声をかけてくれないんですね。
もうこうなったら、講師は悲惨ですよ。
居場所はないし、話しかけてくれる人もいない。
さらに「セミナーが不評だったんだじゃないか」っていう、
余計な心配までし始めるわけです。
しかも、この懇親会、セミナー参加者に対しては、
立食パーティのテーブルが決まっており、
講師は「フリー」と言う立場になってしまい、
決められたテーブルがない状態だったんですね。
だから、グラス片手に、ぼけーっと会場に突っ立てるしかないんですが、
そうすると、今度は、
「あのセミナーの先生、さっきから独りぼっちね。くすくすくす」
みたいな目線を感じて、これまた地獄絵図みたいな感じになるわけです。
で、そんな中、
ようやく、チラチラとこちらをみてくる男性が、私の隣に現れました。
どうやら、話しかけようか、話しかけまいが、悩んでいるご様子。
おやおや、ようやく名刺交換したい人が現れたのかと思い、
名刺入れをポケットから出したところで、
その男性に「すみません」と声をかけられました。
「はい、なんでしょう」
「聞きたいことがあるんですが」
「どうぞ、どうぞ」
「手に持っている、会場案内図を見せてもらえますか」
「・・・」
「こんな大きな会場、初めてでして」
「・・・どうぞ、こちらのテーブルになります」
と、案内して、無事、なんとかやり過ごしました♪
やれやれ、有名人は辛いです(無名だよ)。
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