mixiユーザー(id:18118933)

2018年05月15日22:05

146 view

999号はどう表現するの?

「銀河鉄道999」実写ドラマに栗山千明&前田旺志郎!プレッシャー&意気込み明かす
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=14&from=diary&id=5110933

元々Comic原作だからCharacterのVisualImageは既に共有されている。Animation化はそれを基に原画も動画も作られるからそう破綻はしない(尤も…Animation制作Staffの暴走による原作Rapeになったものも多々あるが…)。然し実写化は?大概演者と原作CharacterのVisualImageの乖離が大きく大抵はコケる。

Castingに関しては最早何も言える事はない(是とも非とも言えない)。ただ、この作品はMainCharacterと同等以上に肝心なのが999号のVisual。

軽C62+在来一般型客車をどう再現するのか?

Comic原作では48号機、TVAnimation版では架空の50号機、そして劇場版では48号機。確かに平区にいたC62の中では23号機と共に調子のよいことで知られしばしば[ゆうづる]の先頭に立ち夏の朝日を後光の様に輝かせ颯爽と走る雄姿が諸先輩方に記録された名機だが、最晩年呉線に転じてからはその軽さ故に同僚の生え抜きC62やC59に比べ見劣りするカマだった。勿論同機は現存しない。

在姿で残るC62の内、確かに2号機は稼働可能で3号機も或は動かすことはできるかも知れない。然し、両機は確かに軽C62で従台車のピン位置は48号機と同じだが、いずれも日立製。汽車会社製の48号機とはドーム後端や運転席屋根の形状などに違いがある。素人目には解り辛いだろうけど、[鉄]ものには別物としか認識できないポイントではある。

更に厄介なのが客車。原作でもExterior・Interior共々結構いい加減で有得ないモノが多かった。
(そらま松本零士氏は[鉄]ではないし、物語の進行上然程重要ではない部分に於いて重箱の隅を突くのは野暮ではある。氏や出版社に抗議する程ではないが、仲間内ではネタにして盛り上がれた部分ではある。ただ、客車の細部となると[其の筋]でも黒帯級のつわものでないとついて来られないDeepな世界。所謂[沼]である)

例えば、原作Comicの初期においては、客車のVisual・Exteriorは
フォト

こうだったが、Interiorは一貫して
フォト

こうだった。然し、本来は
フォト

こうである。

フォト

このInteriorを持つ客車のExteriorは
フォト

こうである。

フォト

そして、このExteriorを持つ客車の場合は
フォト

こうである。


そこまで拘るのは低予算で押し付けられ更になけなしの利益からピンハネされる制作会社には酷な話ではあろう。また、[鉄]ものでも瞬時にこの違いを見抜けるのは一握りだ。だから多少は違っていてもClaimにはしないさ。ただ、内輪でネタにして笑い飛ばすことはあるけどね(^^);

いっそのこと舞台仕立てにしてしまえば生放送でも出来ようし、また上記の些細な違い迄拘る必要もなくせる。若しかしてそれを意図してるのかな?

いずれにしても気になる所ではある(^^);


2 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する