■史上初の米朝首脳会談、シンガポールで6月12日開催へ
(朝日新聞デジタル - 05月11日 00:21)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5105720
米朝会談がうまくいく可能性は非常に低い。北朝鮮が核を手放す可能性がほとんどないのに、米国が求めるのは核廃棄(他国による実証付)なのだから当然だ。北朝鮮としては巧言令色を使い分け、廃棄したことにして体制保障+資金援助を目論むのだろうし、南朝鮮を軍事オプション以外で飲み込んでしまえば西側は容易には手が出せなくなるという計算で今回の会談に臨むのだろう。
一方のUSAだが、歴史的に何回も北朝鮮に約束を反故にされてきており、今回譲歩する可能性は極めて低い。西欧諸国(特にUSA)は国際契約破りには極めて厳しく、代替価値以上のものを差し出さない限り話に応じないというのが歴史的に繰り返されてきてる。WWIIの時の日本もサハリン鉄道の利権約束破りあたりからUSAとの関係を壊れされていくわけだが、北朝鮮のいままでの経緯を見る限り、核関連でUSAが譲歩する可能性はほとんど無いと考えたほうが無難だと思う。段階的廃棄に北が固執すれば、段階的に焼き払う方法を選択するんじゃなかろうかな>今のUSA
まあ、北がUSAに正面から戦いを挑むほどの決意はできんだろうから、全面核廃棄を約束して、廃棄時期に一応合意した後、なんだかんだとごねて引き延ばし、ごねてごねて援助を引き出すというのが北の手になるだろう。トランプ大統領がそういうミエミエの北の手に、どこまで付き合うのかが今回の焦点だなー。アクロバティックな展開としては、本気で核を全部捨てて、韓国からUSA軍を撤退させ、平和的/電撃軍事的な手段で南を取り込むとかもあり得るが、そこまで仕掛けてきたら北はスゲエとか言いようがない。
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