mixiユーザー(id:21445415)

2018年05月10日20:12

169 view

大山詣り(5月6日)

ゴールデンウィーク最終日は一日ゆっくりしようと、昨日、自宅から東京の寮へ帰ってきました。途中、東名高速跨道橋(神奈川県伊勢原市)に「日本遺産のまち伊勢原“大山詣り”」との横断幕を見て、以前、三軒茶屋の散策で大山道と大山詣りを知って阿夫利神社へ行きたかったことを思い出しました。思い立ったが吉日。早速、今日、大山詣りに出かけました。
阿夫利神社は、大山(標高1252m)の中腹(標高680m)に下社が、山頂に本社があるため、下社から本社へ約90分の登山になります。この登山、石が積まれた参道でかなり急で疲れましたが、富士見台からの富士山を始め、山頂からの相模灘、江の島、三浦半島の眺望が、疲れを癒してくれました。ゆっくりするつもりが、なまった体に鞭打つ一日になってしまいした(^^ゞ

【登山コース】(〔凡例〕⇒:公共交通機関/→:徒歩)
伊勢原駅(小田急小田原線)⇒大山ケーブルバス停(神奈川中央交通バス)→こま参道→大山ケーブル駅⇒阿夫利神社駅(大山ケーブルカー)→阿夫利神社下社→富士見台→大山山頂(阿夫利神社本社)→見晴台→二重の滝→阿夫利神社下社→大山寺→大山寺駅⇒大山ケーブル駅→こま参道→大山ケーブルバス停⇒伊勢原駅

【写真】
《写真1》阿夫利神社下社
《写真2》富士見台からの富士山と笠雲
《写真3》大山山頂

【登山メモ】
○大山詣り
大山は別名を「雨降山(あめふりやま)」と呼ばれているとのこと。多くの庶民が、雨乞い、五穀豊穣、商売繁盛を願い、神仏の御利益を求めて「大山詣り」に訪れたとのことです。主に大山の中腹にあった不動堂に祀られる「不動明王」(雨降山大山寺)と山頂に祀られる「石尊大権現」(大山阿夫利神社)を参拝するものでしたが、明治初期の廃仏毀釈・神仏分離で大山の廃仏と神社化が図られ、大山中腹にあった不動堂は破却されて、現在の大山阿夫利神社下社となり、大山寺は今の場所に移転して再建したとのことです。
○こま参道
大山ケーブルバス停から大山ケーブル駅まで続く階段の参道で、「こま参道」と呼ばれています。両脇には、大山の名産品である大山こまやきゃらぶき、大山豆腐、豆腐を使った豆腐料理のお店が立ち並んでいました。「大山こま」は大山信仰の賑わいとともに発展した神奈川を代表する伝統工芸品とのこと。「こま」は、家内安全、商売繁盛、五穀豊穣を祈る縁起物だそうです。また、大山と言えば、豆腐料理が名物とのこと。阿夫利神社下社の売店で豆腐を食べましたが、普通の豆腐でした(^^;)
○日本遺産(Japan Heritage):「日本遺産ポータルサイト」より引用
文化庁では、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として認定し、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の様々な文化財群を総合的に活用する取組を支援します。
世界遺産登録や文化財指定は、いずれも登録・指定される文化財(文化遺産)の価値付けを行い、保護を担保することを目的とするものです。一方で日本遺産は、既存の文化財の価値付けや保全のための新たな規制を図ることを目的としたものではなく、地域に点在する遺産を「面」として活用し、発信することで、地域活性化を図ることを目的としている点に違いがあります。

1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年05月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031