得意技

色々描いたけど、これが一番ピンと来たので色塗り中。

もやっとする部分は多々あったものの、そこはもういつもの“雰囲気で誤魔化そう”ってことでね。
まぁ、塗ってみんとわからんのですよ。線だけだと平坦にしか見えない部分も、色入れてみたらそれなりに見えるようになるとかあるんでね。
写真みたいな絵を目指してるわけではないので、錯覚やウソを使う事も必要なのです。

実際、人間をコピーしたフルCGモデルのキャラを動かしたって１００％良いとは思わないですしね。
それを平面の一枚絵で勝負しようって言うなら、リアルさより見栄えを優先すべきかと。それから違和感が働く部分を修正し、バランスを取っていく方がいいんじゃないかなぁ…と、思いながら約１０年ですけどね。体現できてないんで、未だに机上の空論ですわ。

脱線したので元に戻すけど、今回のでずっと気になってるのが上着の翻り方。特に右側。
元々、ジャケットの丈をきちんと決めてなかったからどの程度の長さでどこから折れ曲がってしわになってなびいて…とか考えれば考えるほどわからなくなる。
一応、資料を探してみるものの、しっくり来る角度のものがないわけですよ。で、手持ちに変わるものがないかと思っても、持ってるドールは全裸だからなぁ…上手く想像力が働かない。

こういった部分でデッサン力の無さが露呈するんですよね。人体の構造がしっかり身についていればパーツ分解して色んな角度から試行錯誤できるんだけれどもね。並以下の能力しかないボンクラには不可能…そこで、得意の“誤魔化し”なのである。

ん〜でも、色塗って他の部分が固まってきたら修正し易くなるかも。
とりあえず、それ以外の所を先に塗っちゃってから考えるかな。うん。