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2018年05月07日05:03

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期待感

5/6
GW特別企画「連雀亭ヨルの底ヂカラ」
第四夜 「連雀亭を考える会」
神田連雀亭

短命 春風亭一左
猫と金魚 立川寸志
ん廻し 笑福亭羽光
天明白浪伝より 徳次郎の生い立ち 神田松之丞
仲入り
連雀亭を考えるトーク 寸志、松之丞、羽光、一左

昨年末より新たな船出になった神田連雀亭。
やはり駒不足から客入りが…
で変えていこうってことで、どうなるのかが語られる夜。
これは、コミュニティをやってるものとしては行かなければと。
今の連雀亭は二ツ目さんが各派プラス講談から番頭が一人ずつ出ていて、その人達が運営している。
で前半はその番頭さん達の高座(落語協会は三遊亭天歌さんの代演で一左さん)、後半がこれまでの経緯と6月から新たな参加者の発表となりました。
連雀亭の今後が気になる人達が詰めかけて、予定より1時間早く開場。早々定員になり、30分前倒しの開演となりました。 30分早く始まったので、前半の高座が割とゆったり回せたようです。
一左さんは、「落語協会の番頭、天歌さんの、代わりが 何故私なのか」という話などから徐々に“短命”に入っていくマクラになって、一瞬それるが、戻して“短命”へ。
寸志さんはペットの話からの“猫と金魚”
羽光さんは最近開発した“ハードルを下げるマクラ”“ロック系アーティスト風マクラ”などを試して“ん廻し”
松之丞さんは明日から始まる“天明白浪伝”のアイドリングを兼ねて、やる回数が少ない“徳次郎の生い立ち”を。
後半が注目される会ではありますが、各人しっかりとネタをやっておりました。

後半は連雀亭のこれからについて。
まずこれからを語る前に、これまでの流れを。
連雀亭は、古今亭志ん輔師匠と連雀亭のあるビルのオーナーである志ん輔師匠の後ろ立てもしていた加藤さんが中心となって2014年に立ち上げられた。 でこの加藤さんがしっかりとした方で、キッチリと芸人がやりやすい小屋を作ってくれる。(今日出た芸人さん達がこれ程、高座の高さやライトに楽屋などに関していい小屋はないと)
で実働の顔付けやその他は志ん輔師匠→弟子 始の流れで作られたいた。
3年間運営していく流れの中で、この加藤さんと志ん輔師匠の考え方にズレが出て来たことが、そもそも、昨年の休止から大量離脱に繋がったそうです。志ん輔師匠に義理立てして離れた人やこれを機に離れ人がいたそうです。
で大量に離れるので、加藤さんも閉鎖も含めて考えていたようなのですが、昨年の12月の再開メンバーになる方々が「無くすには惜しい小屋」「二ツ目ブームに水を指す」「二ツ目が出れる小屋はやはりないとダメ」という意見が出ての再出発という運びになったそうです。
しかし いかんせん 頭数が少ない。場所柄もあるのか夜席が特に入らない。0人ってことも。
(1人なので帰ろうとした客を追っかけた事件のことなどが語られる)
でそんなこんなあってやはり、新メンバーを入れて番組を強化しようという運びになりました。
志ん輔師匠の手前離れた人の復帰はなかなか難しかったようで、あれだけ人数のいる落語協会から7人、芸協から6人。復帰の方は各派ひとりずつとなりました。なので前座さんから上がった方の新規加入が多い。 しかしながら、この前座から上がった人にかなりの有望株が多いですね。
芸協はなぜか今まで参加していなかった、鯉八・小笑の二人。鯉八さんは「自分のような新作は寄席スタイルのところでは難しいのでは」と創設時に辞退していたらしい。でシブラクなどでの受賞経験で「むしろ私こそふさわしい」となったとか。小笑さんは、成金参加の打診も松之丞さんからあってその時始めて「戦力」と言われらしい。そういう義理からの参加のようです。
円楽一門も連雀亭が出来た以降、ここ最近の二ツ目さんが、らっ好・兼太郎 そして メジャー芸人上がりだったことが今まであだとなっていたらしい とむさんが入ることに。そんなんで呼んでもらえないんだなんて思ったり。
立川流が協力メンバーが入ってくることに。談吉、らく兵といった今の立川流の名前のあるところ。 そして以前は二ツ目の出場所が巣鴨にもあったので、巣鴨と志の輔師匠の関係から出るのを遠慮していた志の輔一門が一気に参加。真打に、近い志の春さん以外が参加ですかね。
フリーのブラ坊さんが出るという革新的なことも。
上方からはやはり東京でも活躍のある人や活動を広げたい方が、紫・天使などはこちらでも会をやられている方。この進出を気に寄席などのゲスト出演も増えるかもです。
講談は、新二ツ目の二人に講談協会のこなぎさん。こなぎさんは出るところを増やしたかったので渡りに船。姉弟子のあおいさんが、連雀亭では卒業公演もやっているので、そんな流れからかも。
目玉は浪曲が新加入。落語・講談・浪曲が一気に上がる寄席はなかなかないとのことで。古い落語家さんは「浪曲なんかと一緒に上がれるか」みたいなところもあるようで、若手ならではのことでは。浪曲には二ツ目とかはないので、芸歴15年以下の人からとのこと。松之丞さんが太福さんと直に交渉して。曲師さんはノーギャラでいいとのこと。きっと美舟さんが多く入る可能性が大なんでしょう。 豊子師匠が弾いてたらビックリです。
ゆくゆくは、紙切なんかも入れたいと言っておりましたね。
とにかく連雀亭にも期待が集まりそうです。
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