先日、録画していたテレビ東京の未来世紀ジパングを観ていたら、「行動経済学」に基づいた経済の分析についての特集をやっていました。私も経済学部経済学科出身ですが、行動経済学はやってこなかったですね。
行動経済学は、リチャードセイラ―という経済学者が提唱し、極端回避性を特徴としていて、イギリスは行動経済学の先進国だそうです。日本では大阪大学に行動経済学の教授がいるということです。
コストコとアマゾンは会員制にすることで、「年会費を払っているから利用しないと」という心理を利用した戦略を取っているとの事でした。
全く偶然ですが、この番組を観る直前に友人の同伴でコストコに行ったばかりだったので、非常に親近感がありました。ここは言わずと知れた全てがビックサイズで、大家族や地下倉庫を持っているような人が利用するイメージがありますね。
ここは実演販売もあちこちでやっていて、つい買いたくなる仕組みをやっているので、車を持っている人が買いに来るみたいです。結構、友人と一緒に行ってシェアして帰る人も見かけました。
一方、アマゾンもプライム会員という年会費を払って利用するサービスがあるのですが、随所に飼いたくなる仕組みを利用しているとの事ですね。
ロンドンのアフタヌーンティーも紅茶と一緒にケーキやスコーンも食べたくなる仕組みを作っているそうです。
ロンドンは肥満大国だそうで、キャメロン元首相の肝入りで、肥満解消を進めているそうですが、そこでも行動経済学を応用しているとの事でした。
今後も似たような企画を観てみたいです。
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