東京女子プロレス＠後楽園

・・・・・・というわけで
東京女子プロレス＠後楽園ホール興行に行ってきました

まず客入りの良さに驚きましたね
真裏で、アイスが横浜、星ダムが新木場で興行がある状態にも関わらず
南側にお客さんがびっしり
空席が本当にわずかしかなかったです
観客は公式発表で１２０２人・・・・・立派な物です

難波リングアナの初仕事
９０年代のアイドルで、こんな衣装のグループが何かいたな〜
みたいな衣装、でも元々のルックスが良いので
それも似合っていましたね
まだリングの感触に慣れないせいか、最初は足元が危うい感じでしたね
慣れるまでは、極端なハイヒールや厚底靴は避けた方が無難かも
声の感じはなかなか良かったですが
「６人タッグマッチ」の「６人」のイントネーションが少し気になりました（笑）

■第１試合『まなせゆうな復帰戦』タッグマッチ
まなせゆうな＆上福ゆき＆ヒナノ　vs　瑞希＆ラク＆ミウ

瑞希は、アプガ（プロレス）の誰よりもアイドルっぽいですなｗ
ヒナノの出番の所で、技・動きの失敗がいくつか
大舞台で緊張してしまったかどうかは解らないけど
「失敗した」と顔に出さないで、次の動きに行けるようになったのは成長かな
まなせの復帰戦〜なんだけど、とくに復帰戦という感じではなく
それほどブランクも無さそうでしたね

■第２試合『愛野ユキデビュー戦』タッグマッチ
愛野ユキ＆のどかおねえさん　vs　優宇＆ヒカリ

愛野ユキ、入場テーマは自身が歌っているものみたいですね
デビュー戦とは思えないほど、堂々としていました
体格もガッシリしており、元リングアナとは思えないパワーファイター系
試合終盤に決して軽くない優宇をサイドスープレックスで投げ切ったのは見事
優宇の容赦ない攻撃に沈みましたが、今後に期待が持てます
ヒカリは、アプガ（プロレス）の４人の中では最もプロレスセンス＆スキルが高いですね
タッグ特有のカットに入るタイミングも解っているし
４人揃ってのコスから脱却する日も、遠くないかもしれません

■第３試合 シングルマッチ
伊藤麻希　vs　里歩

おそらく、多くの人が里歩の勝利を予想していて
実際、その通りの結果になったのですけど
キャリア１２年だから、里歩が勝った・・・のではなくて
技術・実力ともに凄いから里歩が勝った〜という感じでしょうか？
もし伊藤が勝利するならば
観客がどん引くぐらいの頭突き１００連発とか、意表を突く何かを仕掛ける必要があったかなと
そもそも里歩は、そのアイドル的な風貌に隠れがちですが
とんでもないレベルでの打たれ強さ、スタミナ、冷静さを持っている人で
男子選手との対戦を経て、伊藤がレベルＵＰしたかもしれないけど
その戦いを日常的に、ここ数年ず〜っとやっているのが里歩なわけで
ただ人気がある、キャリアがあるだけと思っていると確実に痛い目に合います（苦笑）
そんな実力を持ちながら、見せ方、客の乗せ方、対戦相手をコントロールする術を持っているのだから
もし、東京女子の選手で里歩とシングルで戦いたい人がいたら
前回の参戦時と今日の試合の映像で、里歩と対戦相手がいる場所を研究してみては如何でしょう？

伊藤は、終盤の逆エビ→抱え込み式の時も勝機に見えたかもしれないけど
そこに至るまでの過程の中で、伊藤の残りの体力（スタミナ）と
里歩の残りの体力の差があったから
個人的にはそれほど里歩の危険（伊藤の勝機）には思えず・・・・
里歩の完勝、退場時にはカメラに向かって笑顔を見せるくらいの余裕が残ってていました

それでも、試合後の瑞希とのやりとりから、空気を伊藤色に染めてみせたのは
さすが伊藤ちゃん〜でしたね（微笑）
ちなみに売店での里歩さんの試合の感想は「伊藤さんとの試合は楽しかった」でした

（続け）