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2018年05月02日19:44

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18940821 NO2395 王宮駐屯日本兵の光化門外へ移動についての連絡

18940821 NO2395 王宮駐屯日本兵の光化門外へ移動についての連絡
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駐韓日本公使館記錄 5巻 二. 王宮護衛 其他 (3) [宮闕内駐屯日本兵の光化門外ひの撤収の件 照会]

文書題目 (3) [宮闕内駐屯日本兵の光化門外ひの撤収の件 照会]
文書番号 第一一四号
発信日 明治二十七年八月二十一日 ( 1894年 08月 21日 )
発信者 特命全権公使 大鳥圭介
受信者 外務大臣 金允植

(3) [宮闕内駐屯日本兵の光化門外ひの撤収の件 照会]

第一一四号
以書柬致啓上候陳者我曆本年七月二十参日貴京事変以後京内外民心ノ騷擾ヲ慮リ貴国ノ請求ニ応シ臨時本国兵隊ヲ以テ大闕ノ護衛ニ充テ以テ今日ニ至リ候処昨今民心漸ク鎮静ニ相歸シ候様ニ見受候ニ付闕内ノ将兵ヲ撤去シテ一時之ヲ光化門外ヘ移シ以テ内外ノ不慮ニ備ヘ而シテ闕内ノ護衛ハ総テ貴兵隊ニ讓リ外ニ本国巡査若干ヲ派シテ暫ク其警察ニ相充テ度ト存候尤モ光化門外ニ於ケル我兵ノ駐屯処ハ貴国親軍壮衛営ヲ以テ之ニ充テラレ候様致度候右ハ貴政府ニ於テ御意故ニ無之候ハハ当該官ヘ上達ノ上両兵交代ノ都合ニ相成候様致度此段照会得貴意候敬具
明治二十七年八月二十一日
特命全権公使 大鳥圭介
外務大臣 金允植 閣下


[別紙]
文書題目 [別紙] 翻訳)

照覆第参十一号
大朝鮮外務大臣金為
照覆事照得我曆本月二十二日接准
貴公使來文内開曩於我曆本年七月二十参日京城生変以來都下民心驚惶誠堪可虞復有貴国所請於是姑先分派我国隊伍進
闕護衛矣迄今察度情形都下四民靜謐安堵則我在
闕護衛之兵于今可令撤退而至護衛
闕内統歸貴国兵弁布置仍当派我国巡査若干名暫為稽査約束而我兵弁由
闕内退出後須先移屯於光化門外親軍壮衛営内以備内外不測之患所有本公使擬辦妥商辦理是為至
要等因准此査曩日
貴国兵隊之入宮護衛寔出於鎭定民心今因民心妥靜撤兵
闕外猶復移屯
闕外以備不測恤災共患不憚勞師可見友誼之益敦不勝銘感除将盛意知委於該兵弁今日趁早交替外
相応備文照覆
貴公使請煩査照可也須至照覆者
右照覆
大日本 特命全権公使 大鳥




(*私訳)
文書題目 (3) [宮闕内駐屯日本兵の光化門外ひの撤収の件 照会]
文書番号 第一一四号
発信日 明治二十七年八月二十一日 ( 1894年 08月 21日 )
発信者 特命全権公使 大鳥圭介
受信者 外務大臣 金允植

(3) [宮闕内駐屯日本兵の光化門外ひの撤収の件 照会]

第一一四号
書簡を以って啓上します。さて、我が暦本年七月二十三日貴京城事変以後、京城内外の民心の騒乱を配慮し、国の請求に応じて臨時に我が国の兵隊によって大闕(だいけつ *王宮)お護衛に充てて今日に至っておりますが、現在では民心も漸く鎮静に帰したように見受けられますので、闕内(*王宮内)の将兵を撤去して、一時これを光化門外に移すことによって内外の不慮に備え、そして闕内の護衛はすべて貴国の兵隊に譲り、その外に本国巡査若干を派遣してしばらくその警察に充当したいと考えます。
もっとも光化門外における我が兵の駐屯処は貴国親軍の壮衛営をこれに充てて頂きたく存じます。
以上は貴政府において御異議がありませんでしたら該当官へお知らせの上日韓両兵の交代の実施となるよう致したくこれを照会します。

明治二十七年八月二十一日
特命全権公使 大鳥圭介(*発信)
外務大臣 金允植 閣下(*宛)


[別紙] 金允植外務大臣から大鳥全権公使へ
文書題目 [宮闕内駐屯日本兵の光化門外への撤収の件 照会に対する照覆]

照覆 第31號
大朝鮮 外務大臣 金が回信します。
我が暦今月(*八月)22日に受領した貴公使(*大島公使)が送ってこられた書信で
「我暦本年7月23日京城で変乱が起こり以来京城の民心が動揺しまことに憂慮されることがありましたが、貴国(*朝鮮国)の付託もありしばらくは我が日本軍隊を分かち派遣し、闕内(*王宮内)に進駐させ護衛するようにしたのだが、今までの状況を注意深く見ると京城の全ての百姓(*住民)たちが平穏となり安堵しているので闕内にいる我が日本軍士たちを今すぐに撤退するよう命令し、闕内の 護衛は貴国の兵士たちに変更する一方、我が国の巡査若干名を派遣し(*この三字仮訳)しばらく出入者たちを調査させることを約束し、これに従い我が兵士たちは宮闕管内から引きさがった後に直ちに光化門の外にある親軍・壮衛営内に移って駐屯し、これらの兵力でまた宮闕内外の不義の反乱(*この二時仮訳)に備えることが本公使の考えとしては非常に必要である。」
という内容に接しました。
先日貴国(*日本)の軍隊が王宮内に入って来て護衛したことはこの全てが民心を鎮静化するためのものであり、民心が鎮静すれば宮闕外に移動して駐屯し突然の先日の災難を救恤(キュウジュツ)し困苦をともにした兵士たちが労苦を嫌わないようになる時両国の友誼がさらに篤くなったことを見ることができます。これはまことに感銘して止まないところです。
これまでにあったこれらをすべて洗い流し、今後この盛意を兵士たちが祝するよう本日交替することで知らしめこの答状をお送りします。
貴公使が願わくば煩わしいことではありますが面倒を見て頂く事をお願いし、この趣旨が貴公使に届きますよう祈ります。以上申し上げます。

大日本 特命全權公使 大鳥 (*宛)







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