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2018年04月30日10:53

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ケインズの不吉な予言―カッサンドラの予言

4月23日の読売新聞朝刊の一面に東大経済学のドンこと吉川洋の論説が載りました。
http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20171008-118-OYTPT50106/list_CHIKYUOYOMU

題は「豊かな21世紀、ケインズ予測、現実と落差」として、1930年にケインズが書いた100年後予測のエッセーを批判して持論を展開しています。ケインズの予測によると「21世紀は信じられないほど豊かになって経済の問題はすべて解消してしまう。人々は週5日、1日3時間働けば充分となる。人々は豊かさの中で倦怠に悩まされなくてはならない」と。

しかし「ケインズの予想は完全に外れた」と吉川洋は言う、ケインズから90年後の今日人々は朝から晩まで死ぬほど働いており、とても豊かになったとは言えない、原因は技術革新を怠っているからだ、と我田引水しています。しかし、私はこの論説を読んで違和感を感じるのです。私はケインズの予言通りの事が今起きているのではないかと思うのです。

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