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2018年04月29日22:35

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東京バレエ団 真夏の夜の夢

東京文化会館
2018/4/28土 12:00-

振付:フレデリック・アシュトン
音楽:フェリックス・メンデルスゾーン

タイターニア:川島麻実子
オベロン:柄本 弾
パック:井福俊太郎
ボトム:岡崎隼也
ハーミア:三雲友里加
ライサンダー:樋口祐輝
ヘレナ:伝田陽美
ディミトリアス:ブラウリオ・アルバレス
村人:山田眞央、竹本悠一郎、海田一成、中嶋智哉、後藤健太朗
エンドウの花の精:加藤くるみ
蜘蛛の精:吉川留衣
カラシナの精:政本絵美
蛾の精:榊優美枝

指揮:ベンジャミン・ポープ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
児童合唱:上野の森フェアリー合唱隊
協力:東京バレエ学校

上野の森バレエホリデイのイベントの一つ、東京バレエ団の真夏。ファミリー公演と冠してありましたが、チケット代がお安いこと、3階席までしか客席を使っていないこと、開演前にコントつきでストーリーの紹介があること、以外はオケもついてるし本公演と変わりません。これ、いいですね。最近いろいろなバレエ団が子供のための公演をやっていますけど、振付も簡単にしてしまっていて、子供にこそ本物を見せるべきなのでは、、、と微妙な想いを抱くことが多かったので。アシュトンの真夏は、バレエとして大人の鑑賞に耐える芸術性もありながら子供にも分かりやすい、とてもいい作品だなと思いました。クリスマスのくるみに並び、初夏〜夏にかけてのバレエの定番になるといいのになあ、と思いました。

このキャストで一番私が観たかったし満足だったのは川島さん。私、どうやら大人の女性が演じられるダンサーが好みらしく、とても気品があってお姉さんぽい彼女の雰囲気が好き。そして難しい振付も軽々と。とても初役とは思えない!

四角関係の四人組も、とても好演だったと思います。伝田さん本当に上手いですね!ディミトリアスのブラウリオ、背が高くて口ひげが似合う顔立ち、役によく似合ってる。ライサンダーの樋口くんもカワイイ。みんなもう少しずつ演技が大きいと更にいいと思うけど、2回目の公演ではもっと役に入り込めるのでは。演技ではボトムの岡崎さんが抜群でした。

コールドの女性陣もみんな素晴らしかった。東バの女性ダンサーのレベル、本当に高いですね。

オベロンの柄本さん、オベロンの衣装とメイクが似合ってて存在感あるなあ、と思いました。ただ、アシュトンの振付はリズム感が命だから、パを踏むだけじゃなく、音楽をよく聞いて、それに合わせてほしいなぁと思ってしまったのも事実。アシュトンが鬼振付なのは分かりますけど・・・。パックの井福さんにも同じことを思ったなあ。噂によると次の日の秋元オベロンはその点も素晴らしかったとか。なぜこの作品、秋元さんをファーストにしてくれなかったんでしょう、うーん。

オケと合唱が生でつく贅沢な公演、オケもとてもよかったと思います。

そして客席にはサー・ダウエルのお姿が。ちゃんと本場の方に振付指導していただいたんですね。ちゃんとしてるなあ。

15:00のセレナーデとのダブルビル公演に続く。
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