音楽再生の話。
さて、前の日記で、購入経緯と再生での問題を記しました。
これから対応の為に変換作業を開始します。
段取りは以下の通り。
(1)、TASCAM(TEAC)製、DSD編集ソフト「TASCAM Hi-Res Editor」を
作業用PCにインストールする(フリーウェア)
(2)、それに対象ファイルをDrag & Drop(掴んで落とす)して読ませる。
(3)、作業にEXPORTを選んで変換作業を実行。以下全曲に繰り返す。
(変換時にエラーが出ていないことを祈るのみ。)
(4)、タグ編集ソフト「Mp3tag」を起動し、作業フォルダごと読ませる。
(5)、全曲共通の情報(発表年度、ジャンル、アルバムタイトル)は一気に書き込む
(6)、個別情報(曲名、トラックナンバー、作曲者名)などを書き込む。
(7)、最後に、埋め込みジャケットアートとなる画像を選んで一気に書き込む。
(5)の時に行ってもOK。
(8)、再生ソフトで確認する。
(9)、DAP向きに、フォルダ名、ファイル名などを短くする場合有り。
DAP搭載再生ソフトが表示を省略しないので、長いファイル名、
作曲者_アルバム名サントラです_01_これはテストの曲です確認願いますちゃんと読めますか.DSF
の様だと溢れますので、これを
「01_これはテストの曲です確認願います.DSF」の様に短縮化。
短縮化しても、タグ情報には正規の曲名が埋め込んでありますから大丈夫。
(10)、DAPやスマホに転送する。
今回、全容量が、「8.22GB」も有るのでWi-FiやUSBでは遅い。
microSDカードをカードリーダーでPCに繋いで転送します。
◎「TASCAM Hi-Res Editor」
◎メイン画面
波形が見えるのが編集ソフトの醍醐味ですね。
音量調整などを行っても良いのですが、今回それはしません。
作曲者の意図通りに聴きたいですから。
◎変換画面
File Formatが「DSDIFF(DSD)」から「DSF(DSD)」に変わります。
◎EXPORT(変換実行中)
長い曲だと1分以上掛かります。
◎「Mp3tag」作業中
◎トラックナンバー大事
これ入ってないと、ファイル名でソートしてしまってから、
演奏曲順がバラバラになる可能性が。
◎「foobar2000」で再生
◎メタデータが見えます。
アルバムジャケットは販売データ添付の1600*1600程度の大判データ
その分、ファイルサイズ肥大しちゃいますけど、
私はジャケットデータは大判を埋め込む主義。
◎カードリーダーを繋いで転送
◎DAP、Fiio x5 3rdで再生
ジャケットアート付きで表示、トラックリストも短く。
ちゃんと再生出来てます。
◎曲情報も確認
最終的なファイルサイズの比較。
上から、元、変換後、ジャケット埋め込み後。
size filename
----------- ----------------------
498,361,036 映画『リズと青い鳥』オリジナルサウンドトラック gir_01_wind,glass,bluebird.dff
498,368,604 映画『リズと青い鳥』オリジナルサウンドトラック gir_01_wind,glass,bluebird.dsf
498,786,878 01_wind,glass,bluebird.dsf
タグ情報で6KB位増え、ジャケットで400KBも肥大化。
全作業時間は、
販売会社が最初からDSFフォーマットを選んでくれたら、零時間でしたね。
変換に一時間半、タグ情報作業で30分、トータル2時間って所ですか。
実際には、休みとか寝落ちが入っているので、もっと掛かりました。
気に入ったサントラなので、自分で作業するのも一興では有りましたが、
こういう面倒くさい作業を行う人は何人いるでしょうかねえ。
手間を掛けたほど、可愛いとか、思い出深くなる、と前向きにしましょう。
それでは良い映画と映画音楽を!
追記、スマホ+DACにて再生してみる。
どちらも有料ソフトですが、Android+外付けDACで
DSD再生が可能になります。
◎USB Audio Player PRO
HiResロゴが付いたのには驚いた、要らないけど。
◎onkyo HF Player
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