mixiユーザー(id:946351)

2018年04月29日02:38

107 view

「俺が死ぬところをよく見ておけ」

さっき見た、東海テレビ枠「いつまでも白い羽根」の第4話。
入院患者役の笹野高史が、ヒロインの新川優愛に「俺が死ぬところをよく見ておけ」と言うシーンがあって、(お約束どおり)数分後に急変で死んじゃったのですが……。

そのセリフにドキッとしてしまいました。
生前の母親も似たようなことを言っていたことがあるからです。
「お前もそのうち歳をとるのだから、私のことをよく見ておけ」と。
「死ぬところ」とは言っていませんでしたが、それも含まれていると解釈するべきでしょう。
母親にしても、笹野高史(?)にしても、どんな気持ちでそう言ったのか、つらつらと考え込んでしまいます。

――それはそれとして、「いつまでも白い羽根」。
事前の期待度は、ほぼゼロだったドラマですが、初主演の新川優愛は以前から好きだったし、見てみたら、期待以上に良い感じなので、先週〜今週はリアルタイムで見ています。(^^;;

一言で言うと、看護学校に通うヒロインを中心にした群像劇なんですが、医療系青春群像劇というには、エピソードの幅が広すぎるところが印象的です。上記のような患者ネタとか、恋愛ネタなどは想定内ですが、ヒロインの家庭事情や、主婦学生の家庭事情、さらにはミステリーみたいなエピソードなどにも、かなりの尺を割いています。

一見、端役と思われるような人物にもエピソードが用意されているので、覚えなきゃいけない登場人物の数を含めて、朝ドラを見ているような世界観です。

ただし、演出自体は、地味でオーソドックスなので、演出講義で取り上げるのは難しい感じ。「新川優愛の撮り方がいい!」とか言って、話をすることは可能なんですが、そんな講義をされて、学生さんがどう思うのかは……?? (^^;;


3 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する