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2018年04月27日11:58

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5月23日に南海トラフ巨大地震発生、6月には富士山噴火!? 破滅を予言する未来人「XU」の信憑性は?

http://tocana.jp/2018/04/post_16694_entry.html
 トカナでも度々報じてきた“未来人”が、またもネット上に登場し、大きな注目を集めている。今度は、2150年の未来からやって来たと主張する「XU」という人物だ。今月17日に突如としてツイッターにアカウントを開設すると、「来月23日に南海トラフ巨大地震が発生する」「6月15日に富士山が噴火する」などの物騒な予言をツイートし、ネット上で大きな話題となっている。これがもし当たってしまえば日本の存亡にもかかわる大惨事になることは言うまでもない。となれば時間に余裕はない。今はXUの正体について思いを巡らせるよりも、その予言にあるような巨大地震や大噴火が立て続けに起こり得るのか、しっかり検討することが先決だろう。


■未来人が語った戦慄の近未来とは!?

 まず、本題に入る前に一点付け加えておこう。実は今年1月3日、2075年の未来からやって来たという「YJ」なる人物もツイッターに登場し、「2031年に第三次世界大戦が勃発する」という予言で注目を集めたが、両者のツイートは文体が似ており、XUとYJが同一人物ではないかという指摘があった。この点についてXUは4月18日、「私とあの方(YJ)は知り合い同士」と語っているようだ。

 さて、問題のXUは最初のツイートで、以下のように予言している。
http://tocana.jp/2018/04/post_16694_entry.html

 このように、これから2年のうち、南海トラフ巨大地震、富士山噴火、四国の巨大地震、東京への攻撃などが立て続けに起こるという。では、XUの予言を筆者独自に検討した結果を、肯定的・否定的の両要素に分けて挙げてみよう。

■肯定的要素

(1)まず、もうすぐ南海トラフ巨大地震が発生する可能性だが、鳥取大名誉教授・西田良平氏は、2016年10月21日に鳥取県中部でM6.6の地震が起きた後、「南海トラフで巨大地震が近づくと、その数十年前から近畿から西日本にかけて地震が多くなることを過去の歴史が示しています。【中略】今回の鳥取県中部の地震を南海トラフ地震の予兆と捉えることもできます」(日刊ゲンダイ、2016年10月23日)と語っている。このように、西日本で近年頻発している活断層地震を南海トラフ地震の前兆と捉える学者は少なくない。

(2)立命館大学環太平洋文明研究センター教授の高橋学氏は、今月14日に3回連発した愛知県西部の地震(最大M4.6)のほか、紀伊半島南部・南東沖、トカラ列島などで頻発する地震も「スーパー南海地震」の前兆と考えており、さらに「極めて近い将来、東海―東南海―南海―琉球列島―台湾―フィリピンの広域で、一度にあるいは間欠的に巨大地震が発生する可能性があります」(日刊ゲンダイ、2018年4月19日)と、今すぐにでも南海トラフ巨大地震(東海・東南海・南海)は発生し得ると警告している。

(3)2月6日に台湾で花蓮地震(M6.4)が起きたが、3月の記事にも書いたように、台湾で大地震が起きると1年以内に西日本で大地震が起きるケースが非常に多い(22例)。

(4)4月9日に島根県西部地震(M6.0)が起きたが、この地震についても今月の記事で書いたように、西日本の活断層地震から約3年で南海トラフ地震が起きた例があるため、前兆となる可能性がある。

(5)これも先月の記事で触れたが、3月1日に霧島連山・新燃岳が噴火したことも見逃せない。霧島連山で噴火が起きると、数カ月〜1年以内に日本各地でM7.5以上の大地震や富士山噴火が発生した事例が多いのだ。


否定的要素

(1)過去の記事にも書いているように、これまで南海トラフ地震は、すべて7〜2月に起きているため、5月に起きる可能性は低いと思われる。

(2)これも前述の過去記事で触れた通り、昨年9月から黒潮の大蛇行が続いているが、これまで南海トラフ地震はすべて黒潮の“非大蛇行期”に起きているため、大蛇行が終了すると予測されている今年の夏頃までは、発生の可能性は低いかもしれない。

(3)2020年に東京が攻撃され、同年に岡山へと首都移転、さらに東京オリンピックも開催されるとXUは予言するが、そのような短期間で首都の移転は事実上不可能である。また、首都機能を移転する事態となれば、東京オリンピックなど開催する余裕もないだろう。


■不審な点も……

XU_4.jpgイメージ画像:「Thinkstock」より

 そのほか、XUの予言に関して、筆者は以下のような点を不審に感じている。まず、2018年6月17日に四国で「震度9」の巨大地震が起こるというが、そもそも日本の震度計に震度8以上の設定はなく、そのような計測値が発表されることはあり得ない。また、XUがつぶやく日本語には文法的に奇妙な表現も多々見られる。


 ただし、“未来人”という先入観を排して予言を検討するならば、南海トラフ巨大地震の直後に富士山噴火が起こると述べている点などは、過去の事例からも完全に的外れとは言い切れない。たとえば1707年10月28日の宝永地震(南海トラフ全域が震源域、M8〜9)のわずか49日後に、富士山の宝永大噴火が起きた例もある。

 これらの話を総合すると、XUの予言はデタラメの可能性も高いが、地震や噴火などの天災について、完全に的外れな臆測だけを並べているとも言い切れないようだ。巨大地震が「いつ起きてもおかしくない」と言われている中、このような予言が出てきても不思議はないのかもしれない。たとえデマ情報だったとしても、常日頃から大地震について十分な備えを怠らないようにするのは間違いなく有益なことである。




ないない・・


ただ、最近・・いやな雲が多いけどね・・
昨日の夕方も・・
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