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2018年04月22日16:20

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またインチキ記事だよ朝日新聞

■東京五輪までに警備員育成 試験や合格基準、見直し検討
(朝日新聞デジタル - 04月22日 12:19)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5081550

上記の記事の中で
  警備員になるには各公安委員会の検定試験を受ける方法と、
  国家公安委員会に登録された講習機関で講習会の課程を修了する方法がある。
と、記載されていますが、
これは大間違いです。

警備員になる為には、
法令で定められた内容の講習を30時間受ければ
誰でも警備員になれます。
但し、警備員になれない欠格事項がある人は当然無理です。

法的な根拠についてですが
警備業法第21条第2項の
 警備業者は、その警備員に対し、警備業務を適正に実施させるため、
 この章の規定によるほか、内閣府令で定めるところにより教育を行うとともに、
 必要な指導及び監督をしなければならない。
と、定められています。
また、この条文に出て来る「内閣府令」とは「警備業法施行規則」と言い
この規則の第38条第2項により
 新たに警備業務に従事させようとする警備員に対して
 基本教育15時間と業務別教育15時間を受けさせる
と規定されています。

尚、誤って書かれた文章は「警備員検定」についての説明です。
しかし、この検定を取れなくても警備員にはなれますから
これから警備員を目指す人は安心して警備会社を訪問してください。


私は以前に警備会社で警備員の採用や児童教育を担当しておりましたので
全く間違いはありません。

もし、お疑いであるならば、各都道府県警察本部や警察署の警備業担当部署や
全国警備業協会か各都道府県警備業協会にお問い合わせ頂ければ
私の発言と同じ回答が得られます。


それにしても、朝日新聞デジタルと言うネットニュースなので
記事がテキトーなのは仕方ありませんが、実は4月19日の夕刊にも
同じ記事が掲載されて、同じ間違いを書いているのです。

朝日新聞には「きちんと調べてから記事を書く」これが徹底していないのですね。
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