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2018年04月21日21:52

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西村幸祐さんより

今年の4月4日に超人気グループ、ゆずがリリースした「BIG YELL」というアルバム所収の「ガイコクジンノトモダチ」https://www.youtube.com/watch?v=12Gc6... という曲が話題になっている。何やら偏狭な考えに固執した時代遅れのいわゆるサヨクという人たちが文句を言っているというのだ。 それで聴いてみたら、凄く素直でいい歌だった。驚いたのはこの歌に難癖をつけ、政治的な意味合いで断じる人がいることだ。それだけ日本から〈常識〉が失われていること、息苦しい全体主義の情報統制の臭いを感じたことに恐怖を覚えた。 英霊来世の直截的なメッセージソングに比べれば、ゆずのその歌は、本当にささやかな、控え目なメッセージというか、現在の日本社会への疑問をそっと小鳥のようにさえずった歌だ。 そんな歌を問題視する危険な全体主義者が、平気な顔をして公共放送のNHKに出演する状況は、日本の異常さを物語っている。英霊来世は正面から力強く、ストレートに日本の危機的状況をメッセージソングにする。一方、ゆずは平成30年の日常性を素材にした小鳥のようなさえずりで日本の異常な状況を照らし出してくれた。性格も知名度も全く異なった二つのミュージシャングループが、それぞれ全く別のアプローチで現代を歌い、同じ問題を剔抉してくれた。(西村幸祐)

ゆず ガイコクジンノトモダチ
https://www.youtube.com/watch?v=12Gc6vuEzUc&feature=share
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