mixiユーザー(id:21038217)

2018年04月18日22:04

56 view

【   オススメ! 「くず餅」一筋200年!!  】

亀戸天神に行く、といったら、周りの人たちが、
異口同音に、「船橋屋のくず餅」はオススメだよ!
っと、言うので、行ってみました。
.
もちろん、行列です。
.
.
芥川龍之介、永井荷風、吉川英治ら文化人の方々も、
しばしば足を運んたという船橋屋。。。
店内には、吉川英治が書いた「船橋屋の看板」が飾られています。
.
江戸は文化二年(1805年)、十一代将軍徳川家斉の頃、創業。
船橋屋初代の勘助の出身地は下総国(千葉県北部)の船橋で、
当時、下総国は良質な小麦の産地でした。
勘助は、亀戸天神が梅や藤の季節に、参拝客でにぎわうのを見て上京し、
湯で練った小麦澱粉をせいろで蒸し、黒蜜きな粉をかけて餅を作り上げ
ました。
それがまたたく間に参拝客の評判となり、いつしか「くず餅(くずもち)」
と名づけられ、江戸の名物の一つに数えられる程の評判をとりました。
.
.
また、
明治初頭に出たかわら版「大江戸風流くらべ」において、
『江戸甘いもの屋番付』に「亀戸くず餅・船橋屋」が横綱に。。。
.
.
さて、
オーダーは、お店の人がすすめてくれた、
「豆入りくず餅」(700円)
.
まず、量がスゴイ!
直径約20cmもあろうかというお皿に、くず餅、きな粉、お豆が、
ガツンと満載!
これらそれぞれが、存在感を示すように、
しっかりとした歯ごたえがあって、食べがいがあり、
さらに、黒蜜のものすごい甘さがからんで、
相当なインパクトでした。
でも、強く感じたのは、どれも純粋な素材を使っているカンジで、
素朴な味わい感がありました。
.
たしかに、原材料や水や鮮度、無添加にこだわっており、
まさに、甘味職人が作ったというカンジです。
.
.
亀戸天神をゆっくり歩き、帰りにこの船橋屋さんへ寄って、
甘味を味わう。。。
昔の人のほうが、ある意味、贅沢な時間を過ごしていたのだなぁーと、
深く感じ入りました。
歳をとったせい?でしょうか、、、、
風情とか、情緒とか、また量より質、良いものをゆっくり味わう、
お金のかけ方、時間のかけ方、どこに多く費やすか、
若い時と違ってきたカンジです。。。
やっぱ、歳くったせい?(苦笑)^^)
.
.
場所: 亀戸天神よりすぐそこ。
メニュー: みつまめ、あんみつ、ところてん、コーヒーなどもあります。

1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する