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2018年04月15日15:08

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「ゆるキャン△」を見たガチキャン勢の意見

昨季放映したアニメ「ゆるキャン△」を見たよ、って話。
舞台は山梨・静岡両県周辺(←これ重要)、ストーリーは女子高校生が冬にキャンプしに行くって話です。アニメの原作が芳文社から発売されていることから「けいおん!」に近いゆるゆるとした作風で、それでいてキャンプの楽しみ方もうまく表現されていた作品だと思いました。原作者はキャンプが好きな人なんだろうなーと感じたものです。


さて、この作品の感想というか、自らの経験(※)を踏まえていくつか思ったところを書き連ねたいと思います。

※「ガチキャン勢」と言うほどのキャンプ経験が多いわけではない。ちょっと山歩きする程度。


1.第1話、キャンプめしと言ったらカレー!
夏ならねー、と思った件。冬の寒い時期ってのは当然食事も冷めやすく、特にカレーは脂分を多く含んでいるため、冷めたときのマズさは半端ないです。余ったカレーを冷蔵庫で保存したら、冷たいまま食べてみればご理解いただけるかと思います。

参考:2014年4月上旬に青崩峠へ行った件。弟がカレー作ってくれました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1924400165&owner_id=11056985
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※作中ではカップのカレーラーメンが登場、簡単に冷めないカップのおかげで大丈夫そうでした。


2.第1話、南部町から本栖湖まで自転車で来ました!
えっ、国道300号(通称本栖みち)を自転車で通ってきたってことか?ここ、つづら折りできつい勾配が続く道路だったけど・・・。
ということで、過去に同経路をたまたま通過した際のGPSログを見つけたので確認してみました。

問題の区間を確認してみたぞ。
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ある程度誤差のある記録ではありますが、標高差にして700m、走行距離で23.2km(※)でした。
キャンプ道具持っての自転車移動など、もはやJI☆GO☆KU

※本栖湖すぐ近くのトンネル〜富士川を渡る橋までを確認


3.第9話の夜叉神峠は通年マイカー規制
「山梨から長野に抜けるショートカット経路に行ってみたらマイカー規制で原付きが通れなかったよー」←せやで。
ちなみに、熊出没注意の看板は、内容こそ変わっているものの5年前に行ったときから掲出されています。

参考:2013年11月上旬にダイヤモンド富士を撮影したついでの夜叉神峠を登った件。通行止め地点までなら車で行けるし、駐車場もある。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1915515203&owner_id=11056985
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4.第3話「ふもとっぱら」・第11話「朝霧高原」からの富士山のリアリティ
富士山って見る場所によって表情が違います。アニメに出てきた富士山のうち、上記2回についてはほぼ同じ方角から見ているので同じように描かれています。この地域から見た富士山は、左右の真ん中あたりにやや大きい谷があります。「大沢崩れ」と呼ばれている谷で、富士山の侵食が進んでいる危ない谷です。これがしっかりと描かれていたから評価が高い・・・まぁ写真のトレースでしょっていうちょっとネガティブな表現の仕方もできちゃうんですけどね^^;

参考:2015年10月上旬に毛無山を登ってきた件。この山のふもとに「ふもとっぱら」があるので、見えている富士山はほぼ同じ。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1946835315&owner_id=11056985
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5.身延線沿線のリアリティ
聖地巡礼にもってこい!でもね、身延線の列車の本数の少なさとか、キャンプ場への移動を考えると自家用車での来訪が必須だと思います。静岡市内からちょうどいいドライブコースとして何度も足を運んだ地域なので、作中に出てくる風景を見て「あそこだな」「身延まんじゅう出すかー」「313系から115系のブロアー音!」などと思ってました。再現度高かったです。


6.BGMが無印良品
たまーに名古屋の名鉄百貨店にある無印良品に立ち寄ります。そこで流れてくる店内のBGMと、アニメ本編中のBGMが似た雰囲気だなー、なんてことを考えてました。わかります?わかりませんか、そうですか・・・。


7.1人のキャンプは気をつけろよー
自然環境にさらされる状況で1人(しかも作中ではJK)っていうのは何かと危ないと思います。例えばクマなどの野生生物がやってくる、天候が急変したら避難する、火の取扱い、オスのオオカミ(もとい人間)などなど。
この作品見てると「あー、キャンプしたいなー」って思わせる力が強いから、慣れない人が1人キャンプを真似するとちょっと危ない。インドア中心のオタク(自分含む)には、結構危ない。オオカミに襲われないように注意や。



てなわけで、これだけいろいろ意見を持って振り返ることができるアニメだっただけに、良作だった作品だと思います。
「ゆるキャン△」、暇がございましたらどうぞご覧くださいませ。
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