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2018年04月15日14:05

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2018年冬アニメ感想

お久しぶりです、生きてます。
気付いたらもう社会人2年目スタート…時間が経つのは本当に早い。

すっかり1クールの変わり目に出没するbotと化してますが、まとめの感想だけは何とか続けていこうと思います。

遅くなりましたが、早速まとめていきます!


・宇宙よりも遠い場所
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今期ぶっちぎりのNo1はこの作品になりました!

宇宙よりも遠い場所・南極。
そこで行方不明となった観測隊員の母を捜す為に南極へ向かうというのが大まかなストーリー。

知らない人が聞いたら「南極?w」と馬鹿にすると思います。
それが普通で、そんな普通に対して報瀬はこう言い放つ。

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「言いたい人には言わせておけばいい。今に見てろって熱くなれるから。そっちの方が、ずっといい」

いやぁ痺れたね。
これ1話だけど、この時点で「あぁこの作品好きだ」と感じた。
そしてその想いは2話で確信に変わり、最後まで一切勢いが衰えなかったから見る目は間違ってなかったと思う。

南極に向かう仲間達は皆キャラが立っていて、テンポの良いやり取りだけでも凄く楽しいんですよね。
最初のクールビューティーだった報瀬がどんどん崩れていくのはめちゃくちゃ面白かったw

何よりこの作品が良いなと思うところは、飾らないところ。

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報瀬が特に顕著ですが、気持ちをストレートに吐き出すから心に突き刺さるんですよ。
メンバーはそれぞれ悩みを抱えていて、それも皆で乗り越えていく。
スマートじゃないんだけど、そのありのままの感じこそが青春だと思う。

ストーリーに関して、この作品はいつも予想の上を行ってくれたという印象でした。
めぐっちゃんの黒い感情の吐露とか、日向の陸上部との決着とか、すんなり終わらせることも出来るところでも心を揺さぶりにくるんですよね。
陸部との話は正直許して終わると思ってたから報瀬の啖呵には涙ボロボロ出た。あんなに言ってくれる友達なんていないよ…

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南極に初めて降りるシーンとかも、皆が報瀬に譲って、でも報瀬は皆で降りることを選ぶんですよね。
4人で行くのが最優先と言った台詞がここに効いてくるのかと。こういう細かいところが本当に丁寧でよく作り込まれていたと思う。

メインである報瀬母との話をどうまとめるかもかなり気になるところでしたが、満点と言っていいのではないでしょうか。
南極に来ても実感が湧かないとモヤモヤしていた報瀬に母娘の写真でまずワンパンチ。それだけで終わらないのがこの作品の凄いところ。

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未読の受信メールが積み重なっていくシーンはもう辛くて辛くて…今までずっとどんな気持ちでこのメールを送り続けてきたんだろうと思うと涙が止まらなかった。
作品全体にも言えることだけど、脚本・演出が相当ハイレベルだと思う。

そして忘れてはいけないのが音楽の良さ。
挿入歌は曲もかかるタイミングも各シーンにぴったりで、この作品の良さを倍増させてくれていたと思います。



「ハルカトオク」はもう聞くだけでちょっと泣きそうになるぐらい。
ホントにいい仕事してた。

南極というキャッチ―な舞台で視聴者を引き込むだけでなく、細部まで丁寧に作られた秀作でした。
こういうのに出会うとアニメ見るのやめられないなぁと思う。


・ヴァイオレット・エヴァーガーデン
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安定の京アニ枠。今期では堂々の2位フィニッシュ。

戦場で武器として戦うことしか知らなかった少女・ヴァイオレット。
上官であるギルベルト少佐から最期に告げられた「愛してる」という言葉の意味を知る為に、自動手記人形の仕事を始める。
そんなヴァイオレットの成長がこの作品の大きな魅力となっています。

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彼女は物語当初、人の感情に対する理解が不足していた。と言っても無関心・無頓着なわけではなく、知りたくて一生懸命もがく。
だからこそ応援したくなるし、その想いが実を結んだときにはこっちまで満たされた気持ちになるんですよ。

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徐々に人の気持ちへの理解が深まり、様々な表情を見せるようになったヴァイオレットは本当に魅力的だった。

ストーリーは基本1話完結形式でしたが、どれも短くても濃厚な仕上がりで心を揺さぶるには十分だったと思います。
手紙・想いをテーマにしているだけあって、涙腺が緩むこともしばしば…

これまでの話の集大成とも言える9話なんかもうボロボロ泣いてしまった。

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かつてのヴァイオレットにとって、少佐の存在は生きる意味そのものだった。
その少佐を失って失意の底に沈むヴァイオレットが、他の誰でもない、自分には何もないと思い込んでいた自分のしてきたことによって生きる意味を知り一歩踏み出す…完璧と言っていい構成で、この回を見終わった後の充足感半端なかった。

あと京アニは毎回過ぎて言うまでもないことなんだけど、それでも言いたくなるぐらい作画がホントに素晴らしい。
どの回も劇場版かと思うぐらいの気合の入りようで画面に引き込まれてしまう。
何というか高級とか贅沢とかそんな風に表現したくなるようなw他と何が違うのかって言われると難しいんだけど。

そういや新作制作決定したけど、何するんだろうな。
最後は少佐の存在を匂わせて終わったものの、本当に少佐が生きてて〜とかは見たくない気がする。何にせよ楽しみ。


・からかい上手の高木さん
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からかうのが大好きな高木さんと、高木さんにいいようにやられる西片を楽しむアニメ。
自分も視聴者という立場でありながら、高木さんには翻弄されっぱなしで参りましたという感じ。

もう毎週自分でも気持ち悪いと思うぐらいニヤニヤしながら見てましたw
画面の裏に「こういうのが好きなんだろ?ほれほれ」という作者の思惑を感じる時もあるんだけど、そういうのが好きなんだから仕方ない。むしろありがとうございます。

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クリティカル回はここまで余裕を保っていた高木さんが見せる一連の表情変化が素晴らし過ぎてもうたまらなかった。
11話まで溜めに溜めたからこその破壊力で、これぞギャップ萌えというのを見せてくれたと思う。
世の男性諸君の心を鷲掴みにした高木さん恐るべしなアニメでした。


・ダーリン・イン・ザ・フランキス
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トリガーが送るオリジナル(ロボ)アニメ。
男女ペアで動かすロボットということもあり、かなり人に焦点を当てた作りになっていてこれは自分好み。
あれこれ思い悩む少年少女はいつの時代もいいものだ。

また1クール目はキャラの掘り下げがメインという感じでまだまだ設定面では謎が多いところもあって、今後が楽しみな作品です。
13話ではゼロツー(とヒロ)の過去が掘り下げられて、これまでのゼロツーの言動が全て繋がってくるところで興奮しまくり。

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最後のEDへの入り方とか鳥肌ものだった。
ゼロツーは今まで危険で妖しい雰囲気が魅力なキャラと思っていたけど、印象が180度変わったね。
原動力は全てヒロって純粋な乙女過ぎて…過去の壮絶さも見せられてるからホント幸せになって欲しい。

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あと13話見ちゃうとますますイチゴは負けヒロイン感半端ないけど、それ故に魅力的になってるところもあるから難しいねw
最後はゴローと良い感じになって終わりそうだが。

2クール目もかなり期待しています。


・ゆるきゃん△
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キャンプを題材にした珍しいアニメ。作品全体から溢れる心地良さが魅力かなと。
この究極とも言えるまったり癒し空間を生み出しているのはBGMの功績が大きいと思います。
良い意味で脱力感あるというか、見ててリラックス出来るんですよね。

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あと個人的にはなでしこ役の花守ゆみりさんがキャラに超ハマってて癒しに一役買っていたと思います。
しゅがはが好きなのも声要素が多分にあるから、単純に声に惚れてるというのもあるかもしれないw
美味しそうに食べ物を頬張る姿は見てるだけでこっちまで幸せになる。

あとストーリーという程ではないですが、ソロキャン派だったリンが少しずつ皆とのキャンプの楽しさも知るというのは微笑ましかった。
リンとなでしこの夫婦感もこの作品の魅力だと思う。お前ら結婚しろ。


・アイカツスターズ8クール目(ラスト)
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長く続いたアイスタも遂に終わりを迎えました。
後半、星のツバサ編ではエルザ様がメインの敵役として登場しましたが、第二の主人公と言ってもいい活躍だったのではないでしょうか。
パーフェクト・エルザと言われる程に貪欲に完璧を追い求める姿、一方でそれは母への想いの裏返しであるという子供らしい一面も併せ持つという魅力的なキャラだったと思います。

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仲間達に支えられていることに気付き、母に認められ涙を流す姿はパーフェクト・エルザには程遠いものだったけれど、エルザ・フォルテとしてはこれ以上ないくらい輝いていた。

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あとゆめ達に対して最後まで背中を押しつつも闘志を燃やし続けるローラも仲間・ライバルとして良い働きをしてくれたと思う。
作品を通じて敗北の味を噛み締めることが多かったローラですが、何度も立ち上がって進む姿にはこっちも熱くなれた。

むしろ主人公であるゆめが後半は食われ気味だったかなという感じ。
最後のひめ先輩との対決も、本来であれば作品のラストを飾るのに相応しいものであるはずですが、ヴィーナスアーク側のストーリーに力を入れ過ぎていた分、「あぁこれもやっておかなくちゃね」と最後に取って付けた感が否めなかった。
旧カツで言う第177話のような大団円感が無かったのは少し残念なところでした。比べる相手が強過ぎる気もするけどねw


・魔法使いの嫁2クール目
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良くも悪くも安定していた2クール目だったかな。
エリアスが嫉妬しまくりで子供みたいなことを言ったり、チセのことだけを考える余りチセの逆鱗に触れてすれ違ったり…そうする中で絆を深めていく。
まぁこれはこれで良いんだけど、1クール目とやってることそんなに変わって無くない?っていう。
2クール目で何があったと聞かれるとすぐに答えられないぐらい変化に乏しかったように思う(ちゃんと見れてないだけかも)。
エリアスのことをグーパンで殴って本気で怒りの感情をぶつけたりするところなんかは1クール目では無かったと思うので、そこは良かったかな。エリアスはチセの尻に敷かれそうだw


・3月のライオン2期2クール目
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原作既読なので特にコメントなし。
年齢問わず将棋に懸ける熱い想いと川本家を軸にした人の温かさが魅力ですな。


・恋は雨上がりのように
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JK・あきらとバツイチおっさん店長の恋物語。
ガンガン攻めて行くあきらと、それに対して狼狽える店長にニヤニヤしてしまうw

その関係性については文句ないんだけど、同級生のはるか(陸上部)との関係が個人的にはイマイチ。
恋のシーンともあまり繋がりを感じられず、甘酸っぱさをかき消すノイズになっていたように感じた。

ただ最終話とか見てると、二人の恋を描くというよりもお互いに影響されて自分自身と再び向き合うようになることに主眼を置いているようだったので、それなら必要なシーンだったのかもしれない。
しかしそっちに力入れるなら最初のふわふわした雰囲気は何だったのという感じで、やっぱり1クール通じてどこに力を入れて描きたかったのかがブレていたように思った。
単純に自分がもっとニヤニヤ展開になることを期待し過ぎていただけという説もあるw


・citrus
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ド直球ガチ百合アニメ。百合同士で修羅場になる恐ろしい世界である。
女の子同士の濃厚な絡みが好きな人にはたまらん作品かと。会長は普段ツンツンしてるからギャップがあってまたドキッとするんですよね。
イチャイチャしまくってる癖に「いや、姉妹はこんなことしないだろ…」と突然素に戻ってまともなことを言い出すのも面白かったりw
メインのキャラが好きになれたからそこそこ楽しんで見れたかなーという感じ。ただストーリーを進める中で出てきたサブキャラ(ドリルちゃんは好き)はイマイチ魅力的に感じられなくてそこはマイナスポイントだった。
ちなみに一番好きなのははるみんでした。頼れるイケメン姉御な感じで惚れる。


・だがしかし2期
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15分枠になって気楽に見れるようになったかなと。
作品としての軸は変わらずなので楽しく見れました。


・斉木2期
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コンスタントに笑いを提供してくれる良作品。
1期と変わらずなので特に言うことなしですね。普通な佐藤くんに興奮する斉木がツボw


・おそ松さん2期
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これも1期と変わらずで言うことないかな。
いつまで経っても出撃しないチャントシタ―はかなりツボったw


・弱虫ペダル4期
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もう完全にギャグアニメとして見てるw
アブアブだけでも意味わからんのに「ブア!ブアも良いですねぇ!!」とか作者の頭が心配になるレベルww
小鞠の筋肉への執着がぶっ飛び過ぎててもう笑いが止まらないw


・ポプテピピック
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前代未聞のクソアニメw
いくら声優を変えているとは言え、ほぼ同じ内容を続けて15分流すというのは好きになれなかった。


ここまでは全話視聴済みですが、
以下、まだ最後まで見れてない作品。


・りゅうおうのおしごと
将棋のシーンを熱く描こうとしている意志は感じるんだけど、ロリっ子要素がちょっと強いこともあってその温度差で入り切れない感じが。
切る程でもないけど特別見たいという程でもないそんな立ち位置。多分見ない。


・BEATLESS
ロボットに支配されるようになった世界で、錯綜するそれぞれの思惑。
人とロボットの共存、世界の行方は……という感じで、中盤までは割と好きだったんだけど、後半どうだったんだろう。評価全然聞かないからわからないんだけどw
2クールあるということで、面白くなりそうなら見たいと思ってる。


・オバロ
つまらないとかじゃなくて単純に見れてないだけ。
1話しか見れてないから追いかけるというよりどこかでタイミング見つけて見たいかな。



以上、完走したのは15作品(30分枠は13)でした。


次に段階別評価を。
いつものことながら個人的な感覚で適当につけてるので参考程度に。


☆5(歴代上位) よりもい
☆4.5(クール内最上位) ヴァイオ > ダリフラ 高木
☆4(上位) ゆるきゃん アイスタ > (Beatless) 魔法嫁 ライオン 雨上がり だがし
☆3.5(中の上) citrus 斉木 おそ松 弱虫 >
☆3(中) > ポプテピ


こんな感じになりました。
ちなみに段階別評価の元になってる各話点数表は

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こんな感じ。
段階別評価はほぼ点数通りに並べただけだけど、最終は自分の感覚で決めてます。


今期のNo1ヒロインは…

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よりもいの報瀬ちゃん!
意地張って生きて来たと自分で言うだけあって熱い女の子で、ちょっと抜けてる残念な面もあるんだけど一生懸命に突き進むところが魅力的でした。
自分のことだけじゃなくて友達の為にも熱くなれるのが素敵。

可愛さだけで評価するなら高木さんが一強なんだけどねw


No1主題歌は…



ゆるきゃん△のOP!
聞いてるだけで楽しい気持ちになれる素敵な曲だと思います。
他にもよりもい各種楽曲、ゆるきゃんED、ヴァイオレットOP、高木さんOP、雨上がりOPと好きな曲が多くて豊作でした。


今回はこんなところで。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

それではまたの機会に。
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コメント

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