本物

春の嵐の昨日とは打って変わり薄曇りとは云え穏やかな相模っ原の一隅にてございます

こんな日は冬物衣類の洗濯と仕舞い込みに最適な一日かと思いまするものの二度三度に分けて洗濯機にかけねばなりませぬ

面倒だとは思いませぬが冬物洗濯しながら狭い二畳間でコンテナボックスから夏物を箪笥に移し替える作業ってのも骨が折れるもんでございます

今年になってからは一日二食の炊事と週に一度のお洗濯中には二畳間の掃除を自主的にやっておりますので居候を脱出して新宿時代に戻りましたな

そんなコトよりもパソコンの接続速度やら動作が日毎に変わり苛立つことがママありますがマイクロソフトからアカウントの修正要請の通知が届く毎日でもありまする

ネット上での騙し通知とは異なるので昨日は要求通りに修正をしたのでありますが今朝も通知が届きました

昨日は修正後にマイクロソフト社からアカウント変更承諾のメールも届きましたのに何が何やら判りませぬ

こんな時には専門家の鶴岡がヒマな時期にでも新宿二丁目までFMV持参で診察してもらう算段をとるつもりでございます

それはそれとして二日連続で引き籠りをしておりましたが故に今日こそは出掛けなければなりませぬウィスキーも無くなるし

なんだか外出するのが億劫になりつつありますがコレゾ巷間云われる老化現象のひとつでございましょうな

ところで引き籠ってる二日間は昼間っから映画を観続けてたアタシであります

邦画のラインナップに昔評判になった「バトルロワイヤル」と「ぼくらの七日間戦争」ってのがありましたので早速観て見てみましたな

ところがやっぱダメでした我慢を重ねて１０分以上は観てたのでありますが耐えきれずに二作品続けて切断したアタシでもございました

お口直しに観たのがドイツとノルウェーの２０１２年合作映画「誰でもない女」でありますが主題を絞った作品で共感出来た映画でございます

ナチス軍兵士と占領下のノルウェイ女性との間に産まれた子供が東と西に政治分割されてた時代を生き抜く実話に基づく映画でございました

問題提起が拡散して如何にも万人受け狙いの邦画界に見切りをつけて早や三十年のアタシでありますがやっぱり本物は違いますな