4月10日(火)赤坂区民センター19時〜(21時10分了)
柳家三之助「浮世床」夢
柳家小三治「金明竹」
仲入り
柳家小三治「初天神」
大好きな志の輔師匠は地方へと赴いており、しがないサラリーマンのアテクシには到底遠征出来ない距離でありましたので。
近場だったから…というわけではありませんが、「人間国宝」でもある柳家小三治師匠のところへ聴きに行ってまいりました。
まずは柳家三之助「浮世床」(夢の逢瀬)
最初、夢の酒なのかな?と思いました。
帰って調べましたら長い話の一節っていうことらしいですね。
とても心地よいしゃべり口で流れるように話すもんですから、隣のお姉さまは開始2分で寝ました。
とても安眠効果のある一席でした。
いびきをかいていましたので、とても心配していましたが、小三治師匠の時は目をキラキラさせて、前のめりで聴き、思わず別人かと思いました。
そして登場しました小三治師匠。
まだ首の調子が良くないのか、背中に定規を差し込んだおじいちゃんがぽてぽてやってきてちょこんと座るのです。
まくらが面白い!と聞き及んでいたのですが。
(薄々感じてはいましたが)わたしにはちょっと合わないみたいです。
話が飛ぶし、あの先はどうなったの?って取り留めのない話が多くて、モヤモヤしてしまったのです。
言葉に詰まって先が出てこない。あれこれ思い出して話がつながらない。
なのでうまく書けないのですが。
今日はちょっと肌寒い。手術して半年で気分が滅入るが、東北へ行きりんごの浮かぶ温泉に入った。外国人旅行者が大勢いて、湯に浮かぶりんごを食ってた。
そんな湯には「入りたかぁない。入ったけど」
ある人が手紙をくれて、一番は小三治さんだと言ってくれる。ただひとつ気に入らないのは「二番目は(先代の)圓楽だというところ」
なんて話から、「金明竹」
さっきのまくらはなんだったんだ?というほど素晴らしい。
なるほど、これが人間国宝かと感嘆致しました。
落語を聴いて登場人物が見えたのはこれが初めてです。
志の輔師匠のを聴くと全部師匠なんです。
おかみさんも与太も旦那さんも志の輔師匠の顔してる。
早口もすごいですが、あの関西弁。とても新宿生まれとは思えません。
休憩挟んで、一席。
免許を返納したのにリムジンで下町を運転する夢を見た。
51才でリウマチを発症し、バイクが乗れなくなって自分からバイクをとったら何が残るんだと思っていたが、あれからもう27年も経っている。
リウマチの先生にはあと10年大丈夫と言われたが、もうひと声ほしい。
首の手術をした先生には「7千人やって一番成功した。100歳まで大丈夫」と言われた。さて、何を信じたらいいんだろう。
このまくらがどうも合わない。
「初天神」
小三治といえば初天神と出るほど有名で、わたしも聞いたことがありますが、まさか生で聴けるとは思いませんでした。
もうね。きんちゃんが可愛すぎます。
おとうちゃんがだんごの蜜を舐めるところなんて生唾が出ますよ。
きんちゃんがおねだりするところはもう一時間だって二時間だって見ていられますね。
代わりに何でも買ってあげたくなるほどです。
聴けるうちに色々な話を聴きに行きたいと思いました。
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