■「国民全体の利益より個人の利益を大切にすべき」過去最高の36.2% 進む日本の「個人志向」
(キャリコネ - 04月09日 13:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5063097この手のアンケート調査で、いつも思うのですが、
「国を愛する気持ち」を問われて、実情を表す回答が得られるのでしょうか?
例えば、私です。
とてもではありませんが、「国を愛する気持ちが”強い”」なーんて、恥ずかしくて回答するのに強い抵抗があります。
自分なんぞは、
「世のため人のために自己犠牲を厭わないような立派な人間には到底なれない。」
と、幼少期から自己の行いを反省することしかりです。
「国を愛する気持ちが”強い”」と回答するには、それなりのハードルというものを想定してしまいます。
いとも簡単に、「国を愛する気持ちが”強い”」と応えられることに違和感を覚えます。
むしろ、そういう人には、ポジショントーク的な回答で、自己中の傾向があるのではないかと疑いたくなります。
社会全体として、「国を愛する気持ち」を意識して、そういう気持ちを持つ人の日常的な行動とはどういうものかと考え出すと、ハードルは高くなるのです。
むしろ、「国を愛する気持ち」を軽視する風潮があると、真面目に納税(源泉徴収)しているだけで、「私は、国を愛する気持ちが”強い”」と回答することでしょう。
アンケートの内容と、分析している人の意図を考えた方がいいですね。
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