mixiユーザー(id:21038217)

2018年04月09日18:01

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【  「 嫌われる勇気 」   】

ネットでここ数年間、「アドラー心理学」というワードがよく目に入るので、早速、図書館に予約をいれ、待つこと半年間以上、やっと借りることができた。
人気の書籍らしい。。。
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心理学に詳しいわけではないが、これまでの庶民向け心理学書では、
その心理の原因は、こういう親子関係やトラウマにあるという、
環境や他者の分析傾向にあったと思うが、約20年前くらいから、
「自分」に焦点を置く傾向に変わってきたことはなんとなく、
気がついていた。
そして、ここ数年間、アドラーをはじめ、「自己受容」を謳うものが
クローズアップ?されてきたような気がする。
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これも、競争社会のなれの果ての姿?か、劣等感にさいなまれる人や
自己喪失感あるいは暴力に走る人など、心の問題がいよいよ浮き彫りに
されてきたせいなのかも知れない。
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「お前の顔を気にしているのは、お前だけ」
「自立すること、社会と調和して暮らせることーーーそのために、
 ・私には能力がある、という意識
 ・人々は私の仲間である、という意識ーーーをもつ。
「共同体感覚」
「仕事の本質は、他者への貢献」
 などなど、、、、、
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「青年との対話篇」という物語形式で書かれているが、
この青年が、私にはちょっとオーバーすぎるリアクションで少し笑えた。
おそらく、理解しやすいように、強調したのだろうと思うが。。。
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もし、若い時に読んでいたら、単純に分からない部分が多々あったと思うが、人生の3分の2を終えた今は、よく分かる部分が多かった。。。

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