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2018年04月08日03:16

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上毛かるた/ROAD TO TAKIZAKURA act.3

私が初めて群馬県に足を踏み入れたのは30数年前の大学4年、蓼科でのの自動車部の夏合宿中。
体育会の4回生って神様扱いの上に、最後の夏合宿は毎日がフリー!ってんでみんなと連れ立って生れて初めての軽井沢を散策した後、碓氷峠を楽しんで、当時まだ安中市にあったラリー・ショップ『キャロッセ』を表敬訪問したのが最初。
丁度店番していたのが大溝サンで、「今日は加瀬サン、お留守ですか?」と尋ねると「居るよ。そこの社長室。入っていいよ」と言われたのでノックして「失礼します」とドアを開けたらトイレだった、と(^○^)…今や世界の『クスコ』だからねぇ。
https://www.cusco.co.jp/

以来、あちこち“群馬”にはお邪魔してはいますが、「群馬県」に限らず、「都道府県」を意識して旅をしているワケではありません。※北海道を除く。
今回訪問予定の世界遺産『富岡製糸工場』が長野県だったとしても一向に構いません。
“ひもかわうどん”発祥の地・桐生が栃木県だったとしてもノー・プロブレム(^ ^)
…“知識”として“群馬県”で括った場合、この地方はどんな土地柄なのか?何があるのか?は日本制覇を企む好奇心未だ旺盛な私にとってはファイル名の一つに過ぎませんが、群馬を知るのに便利なのが『上毛かるた』でしょう。

「犬も歩けば 棒に当たる」─
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これは古典的な『いろはかるた』の「い」の札。
これが「伊香保温泉 日本の名湯」という札となっているのが『上毛かるた』と呼ばれる郷土かるた。
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http://www9.wind.ne.jp/fujin/gunma/karuta/karuta.htm
郷土かるたなんて群馬県ぐらいのもんだろう?と思っていたら、意外と全国あっちこっちに存在していたし、同じ群馬県内でもかなりの種類の郷土かるたが存在していてちょっとびっくり。
でも、教育の一環として古くから採用され、群馬県育ちの誰もが知っていて、大規模な大会も開催されるという点で、揺ぎ無き郷土かるた界のトップに君臨し続ける存在がこの上毛かるたでしょうね。
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群馬県の歴史・地理・文化・産業・名産・偉人などが覚えやすく読まれているんだけど、偉人に関しては、新田貞義と田山花袋しか私には分からない(^^;
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この中に有名な『上州名物 かかあ天下と空っ風』というのは入っていないけど、『雷と空風 義理人情(らいとからっかぜ ぎりにんじょう )』がソレに近いかな。
ちなみに“かかあ天下”というのは、旦那がひ弱で女房の尻の下に敷かれて…とはちょいと意味合いが違うようで、養蚕・製糸・織物といった絹産業の担い手であった群馬県の女性は、男性よりも高い経済力があった事に由来するのだそう。

かるたと言えば、中学1年の時の国語の授業の一環として『小倉百人一首』を覚えさせられました。
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毎回授業の冒頭5分位で先生からランダムに指名され、「春すぎて 夏きにけらし 白妙の」と出題され「衣干すてふ(ほすちょう) 天の香具山」と答えられれば良し、答えられなければ罰として学校指定の原稿用紙に百人一首書き取り百首×10回!
書き取り自体は仕方ないとしても、学校指定の原稿用紙を買わされる事に何だか納得出来なくて反撃開始(^○^)
出題は下の句から出される事もあり、クラス内の仲の良かった友人数名で、正解が判ったヤツが上の句/下の句の冒頭の一文字を両手を使ってサインで知らせ合うようにした。
お蔭で正解率は上がったものの100%とは行かず随分原稿用紙を買わされたけど、未だにかなり覚えているから10代の頃の記憶力って大したもんだよなぁ、と。

ま、群馬県に関しては、何もわざわざ『上毛かるた』に頼らなくてもこういった便利なサイトがあるので上手く活用するに越した事はない。
http://gunma-dc.net/

けど、何だかイイよなあ、『上毛かるた』(^ ^)


■毛野国/ROAD TO TAKIZAKURA act.2
 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1965939840&owner_id=210835
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