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2018年04月07日22:20

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え?新興家電のsirokaが土鍋の炊飯器を開発していたんだ。

 先程、録画していたテレビ東京のガイヤの夜明けを観ていたら、「新参者の挑戦」という企画をやっていました。

 今回、取り上げられたのが、ホームベーカリーで有名になったという「siroka(シロカ)」という家電メーカーでした。

 三重県の伊賀市に非常に人気がある窯元の長谷園という所が作った「かまどさん」という土鍋が飛ぶように売れたということですが、それを使った炊飯器を作って欲しいという依頼があり、それを引き受けてくれるのがシロカしかなかったので、共同開発をすることになったという話でした。

 「かまどさん」で炊くご飯は銀座の有名な和食屋でも使われているそうですが、炊飯器はないこともあり、火で炊くごはんと同じものを電気で再現するのに4年半という歳月を費やしたそうです。

 実験する中で、190度で炊くとこげが出来てしまう為、130度から少しづつ上げていく方法に変えた所やっと理想とする炊き方になったということで、開発担当の佐藤氏も泣いて喜んでいました。

 やっと開発が出来たので、今度は量産して売る番で、39歳の営業部長が二子玉の蔦屋家電で予約販売を始めたのですが、「メイドインジャパン」を掲げて開発費もかかっているので、8万円を超える理由を説明するのが難しく、45台以上の目標の所、15台しか売れませんでした。

 1/3の達成率に対して社長が「お前らは営業じゃない。今回の販売前に完璧な状態で臨んだ奴がいるか。」と尋ねた所、手を挙げた人がゼロで、改めて改善策を出すように求められました。

 営業部長も、今一度、製造元を訪れて土鍋の製造工程を観て、自分でも商品を使って感想を言えるようにし、新宿の高島屋の実演販売で、質問にも答えられるようになり、お陰様で3,4月の予定の7,500台全ての予約が決まったと言っていました。

 炊飯器は、他にもガイヤで取り上げたバーミキュラやバルミューダも既に参入していて、シロカは後発ですが、今後も似たような競争が展開されると思うので、注目していきたいですね。
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