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2018年04月06日11:52

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『かぐや姫の物語』の革新性を世界は理解できなかった。

火垂るの墓 高畑勲監督が死去
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5059135
それまでのアニメの美しさとは、いかに緑の葉いちめんの葉脈を一本一本鮮やかに描くか?であった、しかし高畑監督は、となりの山田くん、あたりからそういう風潮に抗った。

よくいわれる水彩画ふう、ではなく、尾形光琳に近いのだ。ヨーロッパ的遠近法を否定するのでもなく、リアリズムも超えている、のだ。

その画風を世界は理解できなかったし、頑固な老人たちはアニメはいつまでも子供の領分に縛り付けようとしている、あるいは予定調和のための道徳ファンタジーへと貶めようとしている。

ジブリでは、芸術性が高過ぎてヒットしない、その赤字を埋めるのが宮崎駿のエンタテイメント作品の役割でもあった。

盟友に先立たれて孤高のアニメ老人となった宮崎駿は、どのような新作を作り出そうとしているのだろうか?


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