しゃくなげ

　ひらがなでしゃくなげと書けばなんとなくずるしたような気分の今朝のクウネル（笑）石楠花と漢字で書いてもなんか違う。シャクナゲとカタカナで書いてもしっくり来ない・・そんなことにこだわるよりも作品としてどう撮れば良かったのかと反省しないといけないですね。少し考えて撮ったつもりですが、結果的にはいつもと変わらずでしたから（笑）
　これはもう、本質の考え方が間違えているのでしょうね。しゃくなげを撮るのに、小手先でまとめることを考え、花はなぜ綺麗なのかと言うことや冬の寒さを一気に忘れさせる喜びを感じさせるのはなぜかなどを考えていません。何かを感じてカメラを向け、何かを感じてシャッターを切っているはずなのに、自分が何を感じたのかがわかっていない。ドジを通り越して笑えます。
　僕を捨てた女房によく言われていました「お父さんは話しを聞いているようで聞いていない。考えているようで考えていない」その言葉がズシリと響きますだいたい僕は真面目そうでいて真面目でなく、スケベそうでいてスケベでない（笑）どっち付かずのふらふら思考です。わからないなら学べばいいのに、そういうのは先延ばし（笑）
　身体の老化は人並みにあるものの、命にかかわるような病気は不思議とせずですから後１０年は生きるかも知れない。１０年と言えば食うことと寝ることしか知らない赤ちゃんが社会生活や集団生活を自然と身に付け、恋のひとつも出来るようになるほどに成長するのですよね。人生の甘いも苦いも経験して来た７０歳からの１０年・・いかにクウネルといえども、赤ん坊からの成長とは大きく違うはず・・そんなことを考えた今朝のクウネルでした（笑）